現在、「にじっこダンススクール」では2歳から大人まで、合計およそ150人がダンスを習っています。年齢でグループの名前が違い、「にじっこ」(2〜5歳)、「にじプロ」(6〜14歳くらい)と呼ばれています。2、3歳のクラスは、手話を取り入れたり、音の強弱、動物の動作など、体をいっぱいに使って音を楽しむようなレッスンです。あづささんは、「このベビちゃんのクラスは、ダンスの楽しさを教えるクラスです。自分の子どもをサンプルにしてプログラムを作りました」と話します。
開始前から希望者が多かったという大人のダンスクラスでは、初心者も大歓迎。子どもたちには負けられない、という多くのママさんたちがレッスンを受けています。今年からはHipHopクラスも開設。早速初のステージも経験!楽しく踊ってストレスも解消。トーニングされた引き締まったボディーラインも得られます。
にじっこダンススクールを主催する、あづささんは、ズンバ、アクア・ズンバ、ズンバ・トーニング、バレトンなどのインストラクターの資格を持っていて、ジャズ、モダン、ヒップホップ、バレエ、ベリーダンスなど、幅広いジャンルのダンスを得意としています。もしかして24時間ダンスのことを考えているのでは? というくらい、とにかくダンスが好きなあづささんは、にじっこダンススクールの他でも、スポーツジム、YMCAなどでのズンバクラスなど毎日まさにダンス漬け。スクールのリサイタル前には、15、6種類の全く違うタイプのダンスの振り付けを作ることもあるので、家族が寝静まった夜中に、自宅の壁に取り付けた大きな鏡の前で振り付けを考えるといいます。
ジャズダンス講師をされていたお母様の影響で、小さいころからダンスを続け、指導者となったあづささん。「みんなと一つの物を作り上げた思い出、友達の大切さなどを、いろいろなことをダンスを通じて学んだと大人になって気がつきました」と自分の経験を振り返り、つらいことがあった時もそのことを思い出して頑張れるといいます。過去に事故にあって、一時はダンスが出来なくなるのを覚悟した程の大けがをして、それを乗り越えた時に、「人にはいつ何が起きるかわからない。自分が伝えられることを伝えたい」と思ったのが、にじっこダンススクールを始めた動機でした。あづささんの今後の夢は、「自分の生徒たちがダンスを続け、将来ダンスに関連する仕事に就いて輝いている姿を見ること」だそうです。