Silicon Valley Tennis Academyでは小学生向けのクラス、ティーンのクラス、大人のクラスなど、テニスの初心者から上級者までさまざまな年齢とレベルの生徒が学んでいます。オーナーのフランシスコ・ルイスさんは、アメリカテニス協会(USTA)のメンバーで、コーチとして25年、ベイエリアでは21年以上、あらゆるレベルの指導経験があるベテランです。レッスン形態はグループ・レッスン、セミプライベート・レッスン、プライベート・レッスンから選ぶことができるほか、トラベルチーム、ジュニア・ラダーという新たなプログラムが加わりました。
新プログラム「トラベルチーム」「ジュニア・ラダー」 |
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トラベルチームというのは、プレイヤーが出場する大会にコーチが同行するというもので、試合前のウォームアップ、試合の合間のコーチング、試合後の分析などを提供することで、プレイヤーたちを総合的にサポートします。コーチが同行できる大会にはフリーモント、クパチーノ、スタンフォード、サンフランシスコなどベイエリアの広い地域で開かれるジュニア大会のほか、ベイエリアにある他のテニスアカデミーの大会や、遠いところではタホで開催する大会もあります。トラベルチームのプログラムは、試合での経験を選手たちが100%自分のものにして、さらなる成長に役立つとされています。
ジュニア・ラダー(はしご)は、同スクールの生徒全員が参加できる、プレイヤー同士が競い合ってお互いに上達することを目的とするプログラムで、トラディショナル・ラダーとピラミッド・ラダーの2タイプからなります。ピラミッド・ラダーと呼ばれるのは、最も上位のプレイヤーを1名として、その下にレベル順にピラミッドのようにプレイヤーをランク分けするものです。ラダーのルールは、同じレベルのプレイヤーに勝つと、1レベル上の人にチャレンジできるというもので、ラダーに参加する人は、チャレンジマッチは選手が自分で相手に申し込む、結果を48時間以内にスクールに報告する、30日間に1度は必ずマッチを行う、などのルールが決められています。
このほか、コーチによる詳しい評価方式も新たに取り入れられる予定で、一人ひとりのレベルアップに必要なテクニックなどが一目でわかるよう工夫されています。
ルイスさん以下、豊富な指導経験を持つコーチ陣がいる同スクールでは、日本人プレーヤーも多くいます。日本人生徒のなかには、10歳で北カリフォルニア・プレーヤーランキング(12歳以下)12位になったプレーヤーや、他にも高ランキングのプレーヤーがいるそうです。「日本人は大人も子どももきちんとしていて、プレーヤーとしての集中力もある」とルイスさん。きちんとコーチの話を聞いて、聞いたことを再現できる能力を持つ日本人生徒たちが、Silicon Valley Tennis Academyでしっかりと実力をつけていることがうかがえます。