サンフランシスコ・ユニオンスクエアに今年4月にオープンした、日本のメガネ専門店「JINS」では、12月7日より、店内での検眼とメガネ用の処方箋の処方を開始しました。検眼ならびに処方箋の処方は、リモート検眼サービスを提供する「20/20 NOW」の最新技術と専門テクニシャンにより行われるもので、最新機器による計測値がクラウド上で遠隔地に待機する専門家と検眼医に送られ、およそ15分で処方箋の処方が出来上がります。20/20 NOWが提供するリモート検眼テクノロジーはカリフォルニアで初のテレ屈折矯正で、同社のカリフォルニアでのサービスはJINSが初めてだそう。検眼にかかる費用は、メガネを作るために必要な検査は40ドル、より精密な検査(Comprehensive Eye Exam)は60ドルで、かなりリーズナブルな価格です。メガネの処方箋を受け取ってフレームを選ぶと、高性能ロボット「KANNA」により約30分でメガネが完成。これまでは来店前に処方箋を取得する必要があったのが、現在ではメガネを作るために必要な過程が一度の来店ですべてできるようになり大変便利。また、ウォークインでも検眼ができるのもうれしいサービスです。
朝起きてまずスマホを確認し、会社ではデスクでパソコンを眺め、帰宅後も寝る直前までパソコンやスマホをいじっているというような、一日中電子機器のスクリーンを見ているという人も多いと思いますが、目の疲れや肩こり、頭痛、寝不足といった症状を日常的に感じている人も多いのではないでしょうか。これは、ブルーライトと呼ばれるライトによるもので、人間が見ることのできる光の中でも最も強い光という、眩しく、強烈なブルーライトによって知らず知らずのうちに眼の筋肉や神経に負担がかかり、身体のバランスが崩れてしまっているのかもしれません。JINSはそんな悩みに答え、ブルーライトをカットしてくれるタイプのメガネを開発、ベイエリアでも販売を開始しました。JINS SCREENは、自然な見た目でオフィスでも家庭でもいつでも気軽に使えます。また、JINSでは、アジア人の顔の形に合わせた鼻パッドを使用した「オルタナティブ・フィット」というモデルも用意されているので、今までメガネ装着後のズレが気になっていた人はぜひ試してみてください。
JINSでは、地元コミュニティーに密着したサービスを提供しており、この度、Japanese Cultural and Community Center of Northern California(JCCCNC)とコラボしたデザインのメガネケースの販売を開始しました。同メガネケース(5ドル)の売り上げはすべてJCCCNCに寄付されます。他にも、サンフランシスコ湾の海水や野生動物を保護する活動をしているSan Francisco Baykeeperや、絶滅の危機にある動物の保護活動をしているWild life Conservation Networkといった地元の非営利団体に売り上げが寄付されるメガネケースも用意されています。