入れ歯やブリッジとインプラントの違い

　「近年の歯科医学の技術の発達は目覚ましく、より多くの患者さんが簡単に外れてしまう従来の入れ歯から、インプラントで固定するものに切り替えています」と杉村先生は言います。けがや虫歯などによって歯を失った時、入れ歯、ブリッジ、インプラントが代表的な治療法となりますが、入れ歯だと口の中がガタついたり、違和感を感じたりすることも多く、また、噛む力が健康な歯をもつ顎よりもだいぶ劣ってしまうという欠点があります。ブリッジは健康な両隣の歯を傷つけなければなりません。しかし、インプラントなら自然の歯のように顎に固定するため、異物感や違和感を感じることもなく食べ物が噛め、見た目も自然の歯に限りなく近いなど、いい点がたくさんあります。「見た目だけでなく、人工の歯でもきちんと噛むことができるということは、全身の健康にとっても非常に重要です」と杉村先生。歯の本来の機能を回復しながら、自分の歯と同じような外見、機能、感覚を取り戻すことができる点が、インプラントが大きく指示されている理由だそうです。

実際の治療

　初診相談では、「わからないことがあったら、いつでも、何でも聞いてください」という杉村先生に治療についていろんな質問をしてみましょう。杉村先生は初診から手術、アフターケアまですべてのプロセスを責任持って担当しているので、コミュニケーションもとりやすく、細かいケアが可能です。杉村歯科では、日本語が話せるスタッフもいるので英語に自信がない人でも安心です。
　インプラントの治療は、まず歯の根の代わりになるインプラント部分を挿入することから始まります。インプラントをあごの骨に埋め込んで、4カ月から6カ月間かけて骨とインプラントを定着させます。骨とインプラントが完全に結合したら軸を装着し、それを土台に上部にクラウンを永久的にかぶせるというのが一般的な流れとなります。失われた歯を限りなく元通りの状態に見せるインプラントは、古くなったクラウンによく見られる歯茎ラインの黒い部分がなく、輝くような白い歯を半永久的に手に入れることができます。

素晴らしいパートナー

　杉村歯科には昨年の暮れから、杉村先生と同様インプラントの最新技術の専門知識と経験を持つ、カレン・ドーン先生が加わりました。ドーン先生は、サンフランシスコのユニバーシティ・オブ・パシフィック歯科大を卒業後、ニューヨークのセント・チャールズ病院でレジデントを経験した歯科医で、杉村先生も、「複雑で難しいケースのインプラントも、2人で協力してきちんと施術できます」と頼りにしている素晴らしいパートナーです。