昨年12月に行われたダンスショーが大成功だったAko Ballet School。動きの速いダンスと違い、場面ごとに構成が変わるバレエは立ち位置もそのたびに変わるので、子供にとっては難しいのですが、きれいに揃った舞台を披露できました。ショーの前には壁にぶつかることもあり嫌になりかけた生徒が、ショーを乗り超えると「大きくなったらバレエの先生になりたい」と言うことも多いのだそう。場数を踏むことで得られる舞台の魅力は大人も子供も夢中にします。Ako先生は、「一山超えた子供の姿を見ることはとても嬉しいことです」と言います。
Ako Ballet Schoolのモットーは「楽しく学ぶ」。体が柔らかい、音取りが上手など、それぞれの長所を伸ばして自信をつけていきます。同スクールの特徴である「チームワーク」では、4、5歳の子が3歳の子をリードするなど、お互いに応援しあってみんなで一つの作品を作るという意識が子供たち同士でも自然に芽生えます。舞台で泣いてしまった子に、他の子が振付をこなしながら近付いた時に素早く手をつないだり、舞台袖で出られない子の手を取って一緒に舞台に連れて出たり、自分たちでやろうとする気持ちと成長がみられます。ショーでは2、3歳でも、先生が前に出て指示することなく子供達たちで堂々とやり遂げます。レッスンではのびのびとした雰囲気で筋肉もリラックス。精神と肉体は相互に作用しているので、より良いパフォーマンスにつながります。
バレエを始めるのは何歳からでも遅くはありません。Ako先生は世界最高峰のABTメソッドを知るアメリカンバレエシアター認定インストラクターで、最新の解剖学に基づいた動きを習うことは身体への効果もさらに高めます。大人は体が出来上がっているので、子供より難しい部分もありますが、だからこそできたときの感動も大きいといいます。筋肉は使っていないと退化しますが、使い始めるとまた機能し発達します。60代からバレエを始めトウシューズを履けるようになり、80代の今でも上達し続けている生徒さんもいらっしゃるとか。何歳でもやればやった分だけ伸び、「夢はかなう」ことを生徒さんが証明してくれています。
ボディコンディショニングのクラスでは、具体的なサイズ、ヒップアップなど個々の目標に合わせて指導を受けることが可能です。4キロやせた、履けなかったパンツが入るようになった、O脚が治ったなど、魅力的な報告もたくさん聞かれるそうです。お子さんはバレエ、お父さんはボディコンディショニングと、家族で通われることもあり、専門のシッターさんによる託児サービスもあるので、小さなお子さんがいる方でも集中してレッスンを受けることができます。
今年1月からスタートする 「リズム&ヒップホップ」は、新規のクラスなので子供も大人も初心者にピッタリ。1月からは新しく広々としたバレエスタジオで、ピアノ演奏付きのレッスンも受けられるようになりました。