一人ひとりにあったインプラント治療
 杉村歯科
サンフランシスコのマリーナ地区にある杉村歯科医院。コンピューターを導入した最新設備を完備、15年以上の経験と実績を持つ杉村先生による一般歯科治療に加え、レーザーホワイトニング、インプラントなど幅広い歯科治療サービスに力を入れている。
 
 老人ホームと病院でも診療 
 杉村歯科医院の杉村先生は、自身のクリニック以外にもサンフランシスコ市内の高齢者介護ホーム2カ所(「タワーズ」と「ヘリテージ」)、さらにセント・メリーズ・ホスピタルで診療を行っています。介護施設での治療は10年以上、これまで多くの患者さんを診ています。「ホームで生活する高齢の患者さんは、歯科医院に来院する患者さんとはいろいろな面で違います。それぞれに違う疾患を持つ高齢者の方が必要とする歯科治療は様々です」と杉村先生。







 オーバーデンチャーについて 
 オーバーデンチャーとは、数本だけ残った歯の根っこ、または埋め込んだインプラントを支えにして、取り外し式の総入れ歯を安定させる方法のことをいいます。「自分の歯が無くなってしまった患者さんには、オーバーデンチャーがベストです。しかし、オーバーデンチャーは誰にでもお勧めできるというのでもありません」という杉村先生は、「高齢者は上の歯がなく下の歯が残っている人が多く、オーバーデンチャーの場合、入れ歯の下の歯によって上の歯にかかる力が強すぎると、インプラント部分が破損してしまうことがあるためです。このような場合はインプラントで固定するブリッジの方が適していると考えられます」と説明します。

固定性ブリッジがベストなケース
 杉村先生によると、このほか固定性ブリッジがベストチョイスだと思われるケースは、高齢により神経筋機能に衰えが見られる人の場合だといいます。このような人は入れ歯の使用自体が困難だったり、口への出し入れが難しい、入れ歯をなくす、入れていることを忘れる、などの問題が起きます。また、入れ歯を入れていることを忘れてきつく噛み締めてしまうと、インプラントがダメージを受けることもあります。固定性ブリッジはすでに埋め込まれているインプラントを使用して作ることができます。また、製作日数がかかる場合、完成までの間は、それまで使っていたオーバーデンチャーを使うことが可能です。

 新しい先生加入でさらに充実 
 当院では杉村先生が自らがインプラントの手術、インプラント固定ブリッジとクラウンの施術などを行うから安心。カウンセリングは無料で、受付に日本人スタッフがいるので、予約も対応も日本語でできます。また、昨年暮れからは、チェルシー・ヒョン先生が同院の一員として加わりました。ヒョン先生は、ボストンのタフツ大学歯学部卒、サンディエゴでレジデンスをした韓国出身の女性医師です。これまでには乳児や幼児、ティーンから大人まで、様々な年代の患者さんの治療経験を持っています。サンフランシスコが好きで、趣味はテニス、バイオテクノロジー業界にも興味があるという先生は、「これからはベイエリアで幅広い患者さんの治療にあたっていきたいです」と抱負を語ってくださいました。

(BaySpo 2017/01/27号 掲載)

 杉村歯科
 【住所】 2001 Union St., #240 , San Francisco, CA 94123
 【電話】 (415)447–6868
 【ウェブサイト】www.pacificdentalsf.com

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