ビワの力

　ビワ葉には日本古来より鎮痛消炎作用や殺菌作用、抗がん作用、血液浄化作用があるとされ、漢方薬として現在も使われています。古いお寺にビワの木があることが多いのは、昔のインテリ層である僧侶たちが温熱療法など薬用に使用するためだったそうです。浦田先生がビワコスメを開発するきっかけとなったのは、東城百合子著の自然療法の本。先生の自宅の庭にビワの木があったこともあり、ビワ葉茶をフラワーデザイン教室の生徒さんと楽しまれたり、顔にスプレーしてみたりしながら、ビワ葉の力をますます実感し、研究を進めたといいます。

スキンケアは誰にでも必要

　肌の調子が悪いと気分までなんとなく落ち込んでしまう、反対に肌の調子がいいと前向きに活動的になれる、という方は多いのではないでしょうか。カリフォルニアの強い陽射しのもと、長年庭で約700種類の植物を育て、水仕事も多い浦田先生。お会いしてみるとお肌の透明感と瑞々しさに驚かされます。ビワエキスには、美白、シミを薄くする、しわを伸ばす、保湿作用、肌をやわらかくするなどの効果があるといいますが、先生のお肌を見るとなるほどと納得です。
　ビワコスメのスキンケアステップはとても簡単。1日に朝晩２回、こすらずサッと洗顔した後に、ビワセラムをたっぷり肌に浸透させ、水分を逃さないようすぐにビワクリームを塗ります。仕事で忙しい方や、小さいお子さんがいてお風呂上りはいつもバタバタという方もこれならサッとできます。カリフォルニア産オーガニックビワ葉の透明な芳香とローズゼラニウムとラベンダーがブレンドされた自然な香りに朝はリフレッシュ、夜は1日の疲れが癒されます。4〜6週間分の目安は30ミリリットルで、ビワセラムが10ドル、ビワクリームが12ドルとリーズナブルなお値段も続けやすくて嬉しいところ。プレゼントにも最適です。

ニキビでお悩みの方へ

　青春ニキビ、大人ニキビに大好評なのがスーパービワエキス。厳選したビワ葉を細かく粉砕、3〜4時間の蒸留で少量のエキスしか得られない貴重な品です。もとより「ビワコスメのセラム、クリームを使うとニキビができにくくなり、できかかった時にはクリームを少し多めにつけるとおさまる」という喜びの声がよく届いていたビワコスメ。さらに、「エキスをそのまま付けたところ翌朝にはスーッと消え、肌自体も柔らかく潤いました」という声をきっかけに、試してもらった中で効果が出なかった方はいなかったそうです。また、アルコール抽出エキスは、口内炎、虫刺され、やけど、捻挫などに有効とされ、ご家庭の常備薬として重宝されているようです。
　収益の一部をベイエリア原爆被爆者協会や東日本大震災復興支援に寄付されている浦田先生。インタビュー中にもビワの葉を使った温湿布やお茶について熱心に教えてくださったり、素直にいいものを周りの皆さんにも使ってもらいたいという気持ちがあふれていました。