一般診療から高度な技術を要する口腔外科まで、あらゆる歯科口腔医療が受けられるパーフェクトデンタル。日本人スタッフが日本語で治療内容を説明してくれるので安心です。日本人の口腔環境を多数診てきたFeng先生によると「日本で治療を受けた人は何らかの問題を抱えていることも多い」のだそう。ある患者さんはレントゲンを撮ってみると被せ物の下に虫歯で大きな空洞ができており、神経の治療(抜随)も不十分だったことが発覚。もちろん適切な治療を受けているケースもあるので、地域性というより担当した歯科医の問題ではないかと先生は考えています。
「正直に言ってアメリカでも値段と治療の質はイコールではありません」とFeng先生。「私は自分の仕事に誇りを持っています。金銭ではなく何が患者さんにとって最も必要なのかを最優先で考えています」と話す先生は、患者さんと誠実に対応することを大切にしており、正確な情報を伝えて何が最善の解決策なのかを提案し治療を行っています。

日本で虫歯を完治して渡米したにもかかわらず、定期検診で虫歯をいくつも指摘されショックを受けた経験がある方も少なくないのでは。一度治療した歯が再び虫歯になってしまう二次虫歯は、大人の虫歯の大きな割合を占めると言われています。「虫歯をすべて除去するのは歯科医の責務、きちんと歯磨きをするのが患者さんの責任です」と先生。自然歯と詰め物の間にはとても微小な隙間ができやすいため、細菌が好む口内環境を放置しておくと二次虫歯が発生しやすくなります。
「100%完璧な歯磨きは非常に難しいです。しかし歯磨き・うがい・フロスの3つを毎日行うことで虫歯のリスクを下げることは確実にできます」と言葉に力がこもります。また、定期検診を受けていれば、たとえ虫歯ができても小さいうちに処置できるのでコストもダメージも少なくて済みます。「自宅での3つのケア、そして定期検診とクリーニング。基本ですが虫歯予防の重要な要素です」。

近年希望する人が急激に増えているインプラントについて、Feng先生も最善の選択肢と考えています。「大きな理由は他の歯に影響を与えないこと。ブリッジや入れ歯のように他の健全な歯を削ったり調整したりする必要がありません。治療後のケアもブリッジに比べて簡単です」。先生が28年前に台湾で最初にインプラント処置を行った患者さんは今でも問題なく過ごしているそうです。長く保持するためには治療後のケアも非常に大切だと言います。「他の歯が歯周病にかかるとインプラント周囲の粘膜にも影響を与え、支えている骨の喪失やインプラントの脱落へとつながります。インプラント周囲炎にならないためにも術後のフォローアップ、クリーニングが不可欠です」。