「身体の中からも若返りを計ろうというアイデアがいつも私の中にあります」と話す小林先生。一般医として豊富な経験があり、内科の深い知識を持つ先生がいま着目しているのがお肌に応用できる再生医療です。PRP(自己多血小板血漿)療法は、傷ついた血管や周りの組織を修復する血小板の働きを利用した新しいアンチエイジング法。ニューヨークヤンキースの田中将大投手が右ひじの治療で受けるなどスポーツ界でも注目される治療法で、特殊なキットを用いて採血した血液から専用の分離器で取り出した血小板を多く含んだ血漿を患部に注入します。血小板から再生増殖因子が分泌されるとコラーゲンやヒアルロン酸が増加しお肌の若返りを促すため、日本では「若返りの注射」とも呼ばれる人気の美容療法です。

加齢とともに小じわが目立ってくる目の周りと目の下の部分は、PRP療法にもっとも適した場所だといわれています。目の下の肌はとても薄くデリケートな部分なので、内側から肌が徐々に引き締まっていくPRP療法なら、他の注入法や外科手術より、見た目の急変や変化が悪目立ちすることも少ないのがその理由で、「お顔の中央、目の下の部分のお肌がキレイだと、お顔全体のお肌がキレイに見えます」と話すのはコンサルタントのゆずきさん。小林先生も、「不自然に見えずに時間をかけて若返る方法なので、周りに気づかれずにお肌を若がえらせたいという方にとくにおすすめしたいです」と言います。自然に治療することが難しいとされている細かなしわにも使え、お肌にピンとしたハリが戻って、友達や家族から「あれ?化粧品変えた?」と聞かれることも増えそう。
PRP療法は注入部分の肌がゆっくりと若返っていく再生治療なので、「お肌の中に良いことを貯金していくようなイメージ」とゆずきさん。年齢が出やすい手の甲などもおすすめだといいます。「ナチュラルでお客様の満足度が高いですね」との言葉が示すようにリピーター率が高いのも特徴。また、最大のメリットでもある自分の身体の組織を用いるという点も、「お肌への注入に少しでも抵抗がある方も心理的に受け入れやすいのではないでしょうか」。

同院のアンチエイジングには、リタイアして本帰国するにあたり若々しくなって親戚に会いたいという方や、80歳以上の方も訪れるといいます。「自然に若返りたい」「1週間後の同窓会までに速攻でキレイになりたい」などアンチエイジングのゴールもさまざま。同院ではヒアルロン酸、ボトックスなども出来、「一人ひとり大切に思われていることは違うので、お客様の立場を考えてコンサルテーションをすすめていきます」と話すゆずきさんは、予算や時間など個別の希望と目的を丁寧にくみ取って適切な治療を提案してくれます。