Nijikko Dance School(NDS)では年齢別にグループ名があり、「にじっこ」(2〜5歳)、「にじプロ」(6〜14歳くらい)と呼ばれ、その上が大人部です。にじプロはにじっこくらぶとにじプロに別れ、ジャズ、ヒップホップ、ボーイズ・ヒップホップなどのクラス、大人部はジャズ、ヒップホップのほかラテン、フィットネスのクラスなど、さまざまな年齢とレベルの人向けのクラスがあります。サンノゼの日本芸術文化センター、ダンス・ブルバードスタジオ、クパチーノのLi's Wushuダンススタジオ、2カ所のYMCAでのズンバやアクアビクスなど、毎日いろいろなクラスを教えているのは、自称「毎日ダンスのダンスおばか♪」のAzusa先生。ジャズ、モダン、ヒップホップ、バレエ、ラテン、ズンバなど幅広いジャンルを得意とし、数々の日本とアメリカのインストラクターの資格や公認クラスを持つ現役ダンサーです。幼いころからダンス講師の母親の影響でジャズダンスを始め、その経験がどのダンススタイルにも活かされているといいます。

「Azusa先生と出会って、この子のアメリカ生活が変わった。自信を持って過ごせるようになりました」と言われたり、日本に帰国後もダンスを続ける生徒が多いことが嬉しいと言います。NDSがもっとも得意とすることは、「30人を超える団体的なダンスです。年齢もレベルもいろいろなグループを一人ひとりのレベルを生かして、楽しい作品に仕上げます」と言う先生。クラスで使う音楽も、「曲選びを生徒にさせることも多いです。好きな曲を踊っている時は子供たちは表情がすごく生き生きするので、子供ウケする曲を使いながら、その中に少しレベルの高いダンスの技を入れると、どんどん目に見えて上達します」。

Bodyメイキング、ダイエット効果はもちろんストレス発散など、エクササイズとしてダンスをやりたいと思っている人にぴったりのクラスも人気。土曜日の午前中のクラスには、「子供を学校へ送った後の時間を自分のために使うという人や、週末の午前中は自分磨きのために好きなことをするという人がたくさん。身体だけでなく心もイキイキした素敵な方が増えて嬉しい」という先生自身もママなので共感する点もいっぱい。
5月28日(日)には、今年初めてシアターを貸し切って、2回公演のダンスステージを開催。「多くの観客から多くの涙を頂きました! 90人を超えるスクールの生徒、そしてダンス仲間に囲まれたステージは、さらに新しくパワフルなNDSの再幕開けになりました」と興奮冷めやらぬ様子。「ダンスを心から楽しむ仲間、素晴らしいサポートをしてくださる保護者のみなさん、仲間を思いやる団結力が強い子供たちに囲まれて、これほど幸せなことはありません」と話し、次はサマーキャンプを楽しみにしているそう。サマーキャンプは6月14日から16日がジャズ、6月21日から23日はヒップホップでどちらも午後4時から6時。6歳以上が対象で初級から上級まで大歓迎。レベル別に振付してキャンプだけの特別ダンスチームが作られます。