日本では夏になると「土用の丑の日」に、うなぎを食べる習慣がありますが、江戸時代に広まったこの習慣は、季節の変わり目に体調を崩さないように栄養をたっぷり摂ろうという意味があるとされています。韓国にも夏真っ盛りの時期に「伏日(ポンナル)」と呼ばれる日があり、同じように滋養がつくものを食べる習慣があるそうで、伏日に食べる代表的な食べ物一つに参鶏湯(サムゲタン)があります。
伏日には昔から民間で暑さに負けないよう、参鶏湯や補身湯(ポシンタン)などが食べられていました。今でもその習慣はちゃんと残っていて、韓国では伏日の参鶏湯専門店は大盛況。ランチタイムには長い行列ができたり、社員食堂や学食などでは特別メニューとして参鶏湯が出たりもするとか。土用の丑の日が夏の間2回(2017年は7月25日と8月6日)あるように、伏日も7月から8月にかけて3日あり、3回の伏日の間の期間は1年で暑さがピークに達する時期にあたるため、暑い時に栄養のある熱い料理を食べるのが、韓国流夏バテ解消法なのだそう。
Hankook Supermaketには、温めるだけですぐ食べられる参鶏湯のほか、自宅で手軽に作れるキットが数種類揃えられています。もち米、なつめ、銀杏のほか、五加皮、当帰などの乾燥生薬がセットになっていて、これさえあれば、小さめの若鶏を用意するのみという優れもの。もち米や、なつめ、銀杏などを詰めた鶏を生薬を煮込んだ中に入れ、あとはじっくり煮込むだけで本格的な参鶏湯がおうちで楽しめます。鶏肉は箸でホロホロとくずれるほど柔らかく、スープは食欲のない時も食べやすい優しい味でご飯にもよく合うので、男性や子供にも喜ばれるのでは。

一般家庭でも白米に混ぜて炊くのがすっかり定着した感がある雑穀類も、Hankook Supermaketならいろいろな種類が選べ、お得な大きめなサイズの袋があるので便利。白米に混ぜて炊く、黒米、はと麦、あわ、玄米、豆類などが入ったミックス、オーガニックの雑穀米、昨年テレビで放映されてダイエット効果が話題になったもち麦、スーパーフードとして注目されているキヌア、チアシードも揃っています。整腸作用や髪と肌に良いとして新しく注目されてきているヒエ・キビ・アワ類や、などもあり、どれを選んでいいか迷いそうなほど。このほか種類の多い乾燥豆類、雑穀や豆の粉、パウダー状のハチミツも気になります。

韓国のインスタントコーヒースティックや柚子茶は日本でも人気ですが、韓国で麦茶のように飲まれているコーン茶のほか、そば茶、五味子茶など、 さすが美容大国の韓国! バラエティ豊かです。ザクロやフルーツのエキスが入ったビネガードリンクや豆乳も日課に取り入れて、元気にキレイに夏を過ごしたいものです。