誰もが1度は憧れながら、経験がないからできないと敬遠されがちなクラシックバレエを、超初心者でも丁寧に教えてくれると評判のモニーク先生。15歳の時からフランスのカンヌのバレエ専門学校でプロとして練習に励み、アヴィニオン・オペラでデビュー。以降、フランスやアメリカで多くの実績を積んできました。先生は「バレエには日常生活の中で人間が美しく見える要素がたくさん詰まっている」と話してくれます。

すべてのダンスの基礎といわれているクラシックバレエは、新体操選手や役者の基礎練習にも使われます。先生が十数年かけて研究した「どうすればエレガントに美しく見えるか、きちんとしたマナーが出来るようになるか」がクラス構成に反映されており、気品や女性らしさがレッスン中に自然と学べるようになっています。「筋肉をほぐすための柔軟、正しい姿勢でのバーレッスン、全身を動かすセンターレッスンという流れで一連のレッスンを終えると、体が温まり、血行や新陳代謝が良くなるので、体の内部と心の内面から綺麗になっていただけます」とモニーク先生。
最近ではインターネットやスマホの過度の使用による猫背がちの人が急増中。悪い姿勢が日常化することで冷え性になったり、メンタルにまで問題を引き起こすこともあるといます。バレエのレッスンで、手の指先、足の先、頭の先までを繋げるように意識した姿勢は、体の内側の筋力を強化し、綺麗でしなやかなボディを作っていきます。正しい姿勢を保ちながらのレッスン中は背筋が約数センチもすっきり伸び、シェイプアップ効果もあるのだそう。個人差はありますが、3週目くらいから二の腕やお尻が引き締まるのが感じられ、3カ月真面目に続けるとウエストが5センチほどシェイプアップすることも可能だとか。さらに、レッスンを通して自分の体に意識を向けることで、気持ちを落ち着かせる作用があり、ストレス解消や心の健康にもつながります。

サンフランシスコのダウンタウンとフォスター・シティのスタジオの2カ所で行われているクラスは、バレエの経験がまったくない、身体が硬い、産前・産後のケアを希望している、小さな子供連れの方でも気軽にレッスンを受けられ、ベビー&ママクラス、2〜4歳のキッズクラスもあります。少人数制なので生徒の一人ひとりまで目が行き届き、個人のレベルにあった丁寧な指導がうれしく楽しいと、幅広い年代の様々なレベルの生徒たちが安心して通っています。正しい姿勢作りから、柔軟のとり方などを一から教えてくれるモニーク先生の明るくやさしい笑顔と、バレエに対する情熱はいつも多くの生徒を惹きつけています。