「美容院と自宅での仕上がりの差が極力でないように、それが昔からうちのモットーです」と@one tenオーナーのトシさん。再現性の高いヘアスタイルに仕上げるために大切にしているのがコミュニケーション。お客様とスタイリストの二人三脚で理想のフォルムを作り上げていきます。「髪質などで実現が難しい場合もちゃんと伝えた上でより近づけるためのアイデアをご提案できるので、まずは相談してみてください」といえるのは日米での豊富な経験に裏付けられた技術とセンスがあるからこそ。個々で異なるライフスタイルに添うようなカットを施したりするので、希望や悩みなどなんでも伝えてほしいといいます。「忙しいから時間をかけずにキレイでいたい、白髪はいやだし、かつなるべく長持ちするように、とうちのお客さんは注文多いですけど、極力ご希望に添えるようにしています」と笑います。

毎朝、鏡で見た時ヘアスタイルがキマっていると1日気分いいですよね。サロンを出た直後と翌日以降のギャップを極力少なくするためには、どんな自宅でのケア方法がベストかなどをスタイリストにどんどん質問すること。「美容に関しては恥ずかしがって得することはないです」とトシさんはきっぱり。白髪を目立ちにくくするハイライトや、時短でもボサボサにならずナチュラルなスタイルに見えるアレンジの仕方など、アイデアが次から次へとあふれてきます。
リピーターが多い同サロンですが、最近とくに新規で多いのはサンノゼなどサウスベイにお住まいの方。前任者や友達からの紹介など口コミで広範囲に評判が広がっています。ウォークインも受けていますが、とくに日本人スタイリストを希望する場合は事前に電話で予約を。お客さんとコミュニケーションの取れる美容師さんも絶賛募集中です。

紫外線が強く海も近いベイエリアは髪にとって意外とシビアな環境です。トシさんによると潮風は髪を傷める大きな原因のひとつ。髪のパサつきを防ぐためにもオーバーブロー(乾かし過ぎ)せず、なりたいスタイルや用途に合ったプロダクトを正しく使うようにしましょう。
また「きちんと行うことが髪を守るのにとても大切」という基本のシャンプー&トリートメントのコツは、@湯水で流せる汚れは先にしっかり流す
Aシャンプーで頭皮の汚れを落とし、泡立てた倍の時間をかけて流す
Bコンディショナーを付けるのは毛先、頭皮には極力付けない。
逆にあまりおすすめしないのが短時間で済ませる傾向がある朝シャン。十分に流しきれなかったシャンプーやリンスの残りカスが頭皮に詰まった結果、抜け毛を引き起こす原因にもなるので要注意です。