絵美さんと恵介さんご夫妻2人のマッサージ・セラピストがいる「Traditional Body Therapy Center」では、指圧、アロママッサージ、ディープティッシューマッサージ、アキュプレッシャー、ストーンセラピーなど、一人ひとりの症状や好みに合わせたテクニックによる癒しを提供しています。日本ではアロマやハーブ専門の仕事をしていて、アロマ・マッサージを得意とする絵美さんは女性のお客様も多く、妊娠中の足腰の痛みやむくみ、ストレスを緩和してリラックスを促すマタニティマッサージも人気。東京でカイロプラクターとして働いていた経歴を持つ恵介さんは、その経験も生かした指圧やマッサージで、シリコンバレーで働く人たちをはじめ、幅広い年代の人に慕われています。

最近、絵美さんが勉強中なのがマヤ文明から伝わるマッサージ。このマヤ・マッサージはシャーマンが教えていたお腹のマッサージで、アメリカの医師たちがその教えを引き継いだものだといいます。内臓の不調のほかに、生理不順、更年期障害、PMSなどの婦人科系の不調、子宮の前屈や後屈の改善などにも効果があるとされているそうで、絵美さんもマヤ・マッサージを習得して、近いうちに提供できるようになるのを楽しみにしている様子です。また、2人が趣味で習っている大東流少林寺憲法では、余計な力を使わない身体の使い方を学び、それを仕事にも活かし、最初のタッチから受け手を緊張させないようなマッサージができるようになってきたとか。

腰痛などの慢性の痛み、肩や首のコリ、疲れ、頭痛、ストレス、不眠、体がだるさ、疲労感、はっきりとした原因がわからない不定愁訴などの改善に有効とされる指圧やマッサージは、心身のメンテナンスとして定期的に受けることが勧められています。同スタジオでもほとんどの方が週に1度、もしくは2週間に1度の頻度で定期的に来られています。2人は「こちらから次はいつ来てくださいというようなことは言いません。みなさんご自分のリズムで来てくださっています」と言います。
サンノゼのスタジオは空港のすぐ近くで、駐車スペースもたくさんある静かで落ち着いたオフィススイートの一室にあり、オークランドのスタジオはバークレーのアシュビー駅から徒歩15分の便利なロケーション。どちらも完全予約制で、オークランドは日曜日のみ、絵美さんが担当しています。セッションは30分、60分、90分から選べて、人気は60分ゆったり全身のボディワークが受けられるセッションだそうす。また、夕方は混み合うことも多いそうなので、まずはお昼の休憩時間に30分リラックスというのもいいかもしれません。