今年10周年を迎えるAko Ballet School。現在は2月に行われるSpotlight Dance Cupのコンペティションに向けて練習に励んでいるとのこと。参加については、子供の場合、努力している子に対し、まず先生から声を掛けます。そしてやりたいかどうか、その子に決めさせる。目標があることはとても大事で、参加を決めるとどんどん上手になるといいます。またユニークなのは自宅での練習方法。なんとお父さんと一緒に練習してもらうそう。お父さんは一般的に身体が硬い人が多いので、子供は自信をつけ、さらにやる気が出るそうです。また、お父さんとの会話も生まれ、お父さんもわが子が頑張る姿、上達する姿が見られて嬉しい。こんなところにも、アコ先生の何とも言えない暖かい人柄が出ています。またクラスは目標別に、イベント・ショーでの「Show Girl」、競技用の「Show Team」、プロを目指す「Company」、趣味で楽しむ「Open Class」があります。

バレエは努力した分の成果が必ず現れるといいます。例えば、自発的に練習し足が前回のレッスンよりも高く上がるようになった時、指導者が見つけきちんと褒めることが大事。努力に対する成果を見過ごさず、意味のある形にして伝える。それによって自分に自信をつけ、これから先の人生で活かしていってほしいとアコ先生は言います。それは失敗についても同じ。緊張してしまった、大会で点数が出なかった、練習をサボってしまった…。そんな時「ここはできるようになったね!」と褒めつつ、「どうしてこうなったのかな」「この部分は自分に負けちゃった。でもできるようになりたい、じゃあどうしてみようか」と問いかけるアコ先生。そうすると子供たちも素直に考え、また前向きに頑張れるといいます。

アコバレエではそれぞれの長所や個性を活かし、全体としていい作品を完成させることにも力を入れています。開脚ができる、動きにキレがある、音取りが上手、など一人ひとりが必ず持つ長所を伸ばし、お互いのできるところを尊敬し合うことを大切にしているとのこと。そこからチームワークも育ちます。
バレエの動きはダンスの中でも基礎ともなり、しなやかな筋肉を持つ美しい体を作ります。特にインナーマッスル、コアマッスル、遅筋が鍛えられ、骨密度を上げることにもつながります。また、演技をしながらピアノや音楽に合わせて踊ることで、精神的にもリラックスした状態で体を動かすことができ、右脳に好影響を与えます。アコ先生はABT認定インストラクターで、世界最高峰であるABTの最新バレエメソッドを受講することができます。最新の解剖学に基づいた動きを習うことで身体への効果も高まります。大人の場合は、健康診断での良い結果が報告されるとのこと! いくつになっても体の内側、また外側のスタイル双方ともに改善は可能とアコ先生。
今年、10月頃に10周年記念のショーを開催予定。現在プロアマ問わず踊りたい方を募集中です。また、託児ナーサリーもあり、小さなお子さんがいても安心してクラスに集中できます。