フロリダ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、クパチーノで働いた経験を経て、この夏よりサロンを新天地のサンタクララへと移したTomoさんは、日米を合わせたキャリアが今年9月で30周年を迎えるという、大ベテランのヘアスタイリスト。女性のカットを得意とし、特にショートカットはお手のもの。ハイスクールの学生さんから年配の方まで、幅広い年齢層のお客様から高い信頼を得ています。そんなTomoさんが、ヘアスタイリスト歴30周年を記念して、ベイスポ読者のためだけのプロモーションを作ってくれました。詳細は当コラム左下をご覧ください。

健康な髪の毛を維持させるには、何よりも日頃のお手入れの積み重ねが大切だとTomoさんは語ります。ヘアサロンへ通う回数が多いショートヘアの方も、サロンを訪れるのはせいぜい年20回程度。つまり、1年のうち345日ほどは、自分で髪の毛のケアをしなくてはならないのです。「シャンプーは毎日してもいいの?」という質問に対して、Tomoさんの答えは「Yes\No」。使うシャンプーによって、回答は異なるそうです。日本製のシャンプーは、毎日の洗髪を前提に作られているので問題ありません。一方、アメリカ製のシャンプーは、洗髪の意識が低い人のために、強い成分で作られているので、毎日の洗髪には向かないのだそう。「乾燥が厳しいカリフォルニアで気を付けたほうがいいことは」と聞くと、「毎日トリートメントをすること」とTomoさん。使うトリートメント剤は、高価なものである必要はありません。大切なのは、ダメージの度合いに合わせて、最低5分、最長15分浸透させること。シャワールームの中で5〜15分間の浸透時間を確保するのに初めは慣れないかもしれませんが、まずは2週間お試しを。見違えるほどの効果を感じられるそうです。さらに、蒸しタオルとシャンプーキャップを併用すれば、浸透時間を短縮でき、ミストサウナのような効果もあるそうです。
その他にも、@髪が濡れた状態のまま絶対に寝ない。A寝る前にブラッシングをする(セミロング以上の方は特に)。B温風ドライヤーで乾かした後に数十秒冷風をあて、熱によって開いたキューティクルをキュッと閉じる。C2 in 1のシャンプーは、成分が混ざり合ってしまっているので使わないなど、簡単にできる日頃のお手入れ方法を教えてもらいました。

Tomo Hairは毎日営業しており、営業時間は12時から夜9時まで。そのため、仕事帰りに立ち寄る人や、帰宅後のご主人に子供を任せて来るママさんたちにも大好評。カラー剤やパーマ液に、すべて日本製のプロフェッショナルプロダクトを使っているのも安心できるポイントです。高価な施術というイメージのあるケミカルメニューも、デジタルパーマ140ドル、カラー(タッチアップ)60ドル〜など、良心的な価格設定になっています。また、支払い時に次回の予約をすると、次回施術料が5ドルオフになるメリットも。お客様一人ひとりと向き合う時間を大切にしているTomoさんは、「ヘアスタイルの相談だけでなく、髪の毛についての相談はなんでも遠慮なく!」とにっこり微笑んでくれました。