「当店のコンセプトは『Making Fragrance, a part of people’s life』で、日本語に訳すと『香りを人々の生活に取り入れて欲しい』という意味になります」とオーナーの光太郎さん。「Kohshi」はお香(インセンス)をメインに取り扱っており、お香の品揃えは全米でも一番多いそう。その効能も幸福感を与える、ストレスや緊張感をほぐす、気持ちを落ち着かせる、集中力を発揮する、睡眠を誘導するなど多岐にわたります。お香以外にも、当店では空間に香りを広げるアロマオイル、キャンドル、アロマオイルやアロマソープ、ディフューザーなども取り揃えています。
毎日の暮らしの中にお香を気軽に取り入れ、より深く楽しむ為の知識も、光太郎さん自らがアドバイスしてくれます。「フレグランスに興味がある方には当店に来店して頂き、必ず店内でサンプルを焚いて、お客様が納得いく香りを提供しています」と光太郎さん。店内でもアンケートなどを実施して、香りのトレンドなどを常に分析しています。光太郎さんによると人気の香りは季節によって変わるそうで、春は華やかで優しい香りの「桜」、夏は花の香り高い「ジャスミン」やエキゾチックかつ上品な香りの「白檀」、秋はみずみずしく甘酸っぱい香りの「ザクロ」や爽やかさと甘さを持つ香りの「金木犀」、冬は上品で洗練された香りの「沈香」が人気だそうです。

「Kohshi」ではオリジナルのお香も取り扱っており、Theologyシリーズの「ユーカリ」、「セージ」や「没薬」の香り、Legendシリーズの「イチジク」の香り、Fireflyシリーズの、煙が少なく燃えた後も灰が落ちない「ブナ」の香りなど、他にも多くの人気セレクションを取り揃えています。「思い出には常に香りがあります」と光太郎さん。懐かしい香りを嗅ぐと何の脈略もなく古い記憶が蘇ってくるという経験がありますが、五感の中で嗅覚だけが理性を介さず脳に記憶されている為、香りによって起こされる記憶はより鮮やかで、思い出を再度体験するような感覚になるそうです。

香りをテーマにした商品以外にも、光太郎さんが日本から直接取り寄せている人気のヴィンテージのダルマやコケシの置物、ガラスの器の中で植物を育てるテラリウムや、「荒川陶器」や「EKB Ceramics」の植物用陶器なども取り揃えています。また、抹茶や茶道道具などの取り寄せも可能で、多くの商品はwww.japanincense.comから簡単にオーダーする事が出来るので必見です。