あらゆる不妊治療を
最先端の設備と技術で提供
 CCRM San Francisco
メンロパークに位置する、不妊治療専門のクリニック「CCRM San Francisco」はオープンして一年という新しく綺麗なクリニック。不妊治療に関する相談から、治療、卒業(妊娠8週)までのプロセスを、最新の設備・技術のもとに受けることが可能です。
 
 不妊治療の意識改革 
 不妊治療の高い効果と実績においてトップを誇るCCRMグループは、全米11カ所で展開されています。ひとたび不妊治療が始まると、治療期間の数カ月間は(個人差あり)頻繁に通院する必要があるため、待望のベイエリアブランチとして、東西南北からアクセスしやすいメンロパークが選ばれたのだそう。不妊治療と聞くと、長い間妊娠に恵まれなかった夫婦が、最終手段で始めるものと思われるかもしれません。しかし、当クリニックの田附サリー先生は、@いつか子供が欲しいと思っているが今ではない。Aあと数年は仕事をし、落ち着いてからゆっくり妊娠に臨みたい。B今はパートナーがいないが将来は子供を授かりたい……など、さまざまな女性の希望に対して、若いうちから気軽に相談に来て欲しいと語ってくれました。なぜなら、女性の身体は一人ひとり個人差が大きく、たとえば「更年期」と言っても、40歳から60歳と20年もの幅があるから。一般的に更年期の10年ほど前から妊娠しにくい状態になると言われているため、早い人は30代でも妊娠することが困難になる可能性があるのだそうです。

 卵子凍結の効果 
 一般的に、受精卵の染色体異常の率は、35歳で40%、37、8歳では55%に高まるという明確な傾向があります。染色体異常の受精卵では妊娠の可能性が低くなるので、妊娠には「卵子の質が大切」と言うことができます。人間の女性は100〜200万個の卵子を持って生まれますが、実際に排卵される卵子の数は10代の初潮から、40〜50代の閉経まで、多くても400個程度なのだそう。この数は、男性の精子の数に比べて格段に少ないことが読み取れます。一般的に「なかなか妊娠しないな?」と思われる35歳過ぎに不妊治療をはじめるのでは、正常な受精卵を集めるのも困難になってしまうのです。そんな中、1990年代後半に日本で開発された「卵子の凍結方法(ガラス化の保存)」で凍結された卵子の生存率が90%を上回るようになり、妊娠の可能性を高める卵子凍結プログラムが世界中に広がりました。従って、将来妊娠を望む女性や、今は妊娠を考えられない女性であっても、若いうちに質のいい卵子を採卵し、凍結保存しておくという方法が定着しつつあるようです。

 妊娠に不安を感じたらまずは行動  
 不妊治療が日々進歩する現代でも、妊娠を望む女性は、不妊治療を合理的・積極的に取り入れる方と、ハードルが高いと感じなかなか来院できない方の2通りに分かれるようです。本来、35歳未満の女性であれば、1年以内に自然妊娠する可能性は9割とかなり高いのです。そのため、35歳から40歳位の方なら、6カ月試して成功しない時は専門家に相談して欲しいと先生は話します。自然妊娠の可能性は年齢と共に低下する事実を理解し、早めのスタートを切ることが、不妊治療の成果を高める最も重要な鍵なのだそう。妊娠を望む患者さんの心と身体に寄り添う先生は、「妊娠(卒業)を迎えた患者さんの笑顔を見送る瞬間は、何にもかえがたい喜びです」とにこり。高額なイメージの強い不妊治療ですが、保険適用とする保険会社も年々増えているので、まずは一度、相談されてみては。

(BaySpo 2018/08/17号 掲載)

 CCRM San Francisco
 【住所】1060 Marsh Rd., 1st Floor, Menlo Park, CA 94025
 【電話】650-646-7500
 【ウェブサイト】www.ccrmivf.com/sanfrancisco

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