@One Tenは、オーナーのトシさんが「@One Tenでは、お客様にはかしこまってほしくないです」と言うように、気の張らないところが魅力のひとつ。他にも、学校のお迎えの時間までにカットとカラーが終わるよう早めの時間に予約が取れたり、髪型やスタイルについて親身に相談に乗ってくれたりと、さまざまな要望を聞いてもらえることも人気の理由です。カラー剤やパーマ液等のヘアケア・プロダクトはほとんどが日本製なので、日本から来たばかりの人も安心して施術を受けられます。「人をきれいにするのが大好き。お店に来られたときと帰るときが全然違っているときなんて、すごく気分が上がる」とトシさん。そんな熱い思いがあるからこそ、お客さんの「なりたい髪」を実現できるのです。

髪はとても繊細で、日常のちょっとした不注意で知らない間に傷ついてしまううえ、一度ダメージを受けただけで傷みが急速に進行してしまうことがあります。特に、オシャレに欠かせないパーマやカラーリングは髪への負担が大きいので、「同時にはかけないほうがよい」とトシさんからアドバイスが。また、デイリーケアは大切ですが、間違ったケア方法によって髪をさらに傷めてしまったり、ヘアケア剤などの使いすぎによって毛穴に汚れがつまったりしてしまうこともあります。毎日使うドライヤーも、当てすぎはNG。さらに驚いたことに、睡眠中にも髪は傷んでいるのだとか。寝返りを打つ際の枕による摩擦のほか、濡れたまま寝るのも傷みの原因になるので、寝る前に髪をきちんと乾かすことが大切です。
冬の冷たく乾いた空気は髪の大敵。1〜2月は一年の中で特に乾燥する季節なので、毎日の適切なケアが欠かせません。髪は乾燥すると、水分不足でカラカラになり、折れたり抜けたり傷んだりします。また、頭皮の乾燥はフケの原因にもなります。そこでトシさんから、この時期にぴったりのデイリーケアを教えてもらいました。@シャンプーは自分の髪に合ったものを使い、指の腹を使って揉み込むようにマッサージしながら洗うと効果的。その後は充分にシャンプーをすすぎ落とすこと。Aトリートメントを傷んでいる毛先に揉み込み、シャワーキャップもしくは蒸しタオルを被り5分ほど放置すると潤いをキープできます。Bドライヤーは根元から乾かしてあげると効率的で傷みも軽減します。冷風と交互に当てるのもおすすめ。Cツヤを保つためにはブラッシングを欠かさないこと。乾燥している冬は特にトリートメントなどを使いながら、優しくブラッシングするよう心がけるとよりサラサラヘアになります。

「サンフランシスコの日本町へ行けばヘアサロンはたくさんありますし、本屋さんに行って、食料品を買って、そのついでに髪でも切ろうかという人が多いと思います。ここは周りにあまり何もないので、うちのお店に来てくださる方は『髪を切る』という目的だけで来てくださっているということ。そういったお客様を大切に、これからもいいサービスを提供していきたいですね」とトシさん。髪のことを知り尽くし、情熱を持ってお客さんの理想のヘアスタイルを実現してくれる@One Tenにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。