母校であるPalmer大学でカイロプラクティックの講師を5年勤めたバックグラウンドを持つスガワラ先生。特に専門としている機能神経科カイロプラクティックとは、「中枢神経系と体の動きの相互関係に重点を置き、背骨の機能とそれを取り巻く筋肉から脳への刺激といった互いの機能を正常にすることで、健康な体を作れる」という概念に基づき、神経組織、運動機能、感覚器、栄養、反射機能などを検査し、診断、治療をしていくという医学です。一般の医学と異なる治療法は、メスを使わない医学とも呼ばれ手術や投薬は行わず、全て外的刺激によって行われる治療だそうです。
左右の脳のバランスは表情に現れるので、ストレスや疾患でそのバランスが崩れると表情に変化をもたらす現象を引き起こします。 目、鼻、口といったパーツと骨格は不変のものであるにもかかわらず、別人のようになってしまう現象は顔面の筋肉の歪みによるもの。スガワラ先生は、歪みの元となる神経系の中で正常に機能していない部分を見つけ、左右の脳バランスを整えることで、人間だけが持つ表情筋が整いハツラツとした明るい表情になることができ、「カイロで美しくなります!」とにっこり。

「社会的コミュニケーションの障害」と「限定された興味」の2つを満たす事を診断基準としているASD(自閉症スペクトラム障害)は、医学的には3歳頃に診断がされると言われています。しかしスガワラ先生は、脳の成長のタイミングが壊れることで引き起こされるASDは、脳の成長遅れのサインとなって、かなり早い時期(生後2ヶ月頃)から予兆を見せるものなので、「成長のマイルストーン」との照合で早期発見と早期対策が可能。機能神経科カイロプラクターとしてこれらのサインをいち早く読み取り脳に働きかける治療を行っていくので、赤ちゃんの成長に不安を感じたら「これくらいなら大丈夫」と判断せず「私に診せて欲しい。」と語るスガワラ先生。
ASDの中でも軽度なケースであれば大きな効果が期待でき、重度なケースであっても治療をすることで先生も患者さんも驚く効果を得られたり、症状の改善、悪化の食い止め(現状維持)、リストアヒューマニティ(人間性の回復)を得るという実績があるので、「どんな症状でも諦めないで」と、機能神経科カイロプラクティックを勧めています。

@車で追突されたが大した衝撃でなく、ムチ打ちの症状が出なかったから大丈夫。A転んで足を捻ったけど、数日で痛みが消えたので大丈夫。など、「これくらいなら大丈夫」と判断することは良くあることですが、時速10マイル程度のコツンとした衝突は、車がほぼ無傷な状況であっても、車がダメージを受けない(衝撃が逃げない)分、ふいに後ろからかかった衝撃が重たい頭によってかなりの重力で振られ、身体へのダメージを被っているのだそう。それは10年後、20年後に慢性痛として発症することが非常に多いので、「事故や怪我に遭ってしまった時は、早期にズレや歪みを整えるメンテナンスで将来の健康に繋げて欲しい。」とアドバイスしてくださいました。