サンフランシスコ・ジャパンタウンにオープンして4年。東京のサロンと変わらないクオリティのサービス、オンタイムでのトレンドを提供し続けている同店は、クチコミでその評判が広がり、予約が取りにくいほどの人気サロン。リピート率も高く、サクラメントやサンノゼ、遠くはワシントン州から通うお客さんもいらっしゃるそう。東京のサロンからも定期的にスタッフ同士の交流や研修を行なっており、「最新技術やトレンド、サービスの質や考え方などを共有し、双方で刺激を与え合いながらレベルアップを図っています。」と、大野さん。
| 進化したウルフスタイル&白髪バレイヤージュがオススメ |
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この夏、Nepenjiがおすすめするトレンドのスタイルはニュー60's、70'sの解釈を加えた新しい「ウルフスタイル」。最近はレイヤーを入れない重めのカットスタイルがトレンドを引っぱっていましたが、これからは、トップの重さはキープしつつ、毛先を軽くしたマッシュウルフや、レイヤーを加えたボブスタイルがイチオシとのこと。「少しレイヤーを入れて毛先を軽くすることで、動きのある夏らしいスタイリングが簡単に叶いますよ」と話してくれました。また、カラーに関しては昨年から続くピンク人気に続いて、グレーなどアッシュ系の色味も人気だとか。生え際からのグラデーションカラーや「箒で掃いたような」ナチュラルなハイライトを施す「バレイヤージュ」人気も健在。若い世代に人気のカラーリング手法ですが、大野さんは「普段白髪染めを行っている方にもぜひトライしてみてほしい」とのこと。日本でも注目を集め始めているこの白髪バレイヤージュは、白髪を黒や茶色など地毛の色に合わせて単色に染めて隠す通常の白髪染めとは少し異なり、あえてバレイヤージュで明るさを足したり、根元の白髪を活かしつつ毛先にかけて茶色のグラデーションを施すことで、白髪を自然におしゃれにぼかすというもの。「白髪を染めるのを辞めたい、という方にも徐々に髪色に変化をつけていけるのでおすすめの手法です」と、にっこり。

| 理想のシャンプーがついに完成オリジナル商品「N brand」発売 |
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また、長年のスタイリストキャリアの中で「理想のシャンプーはないものか」と思い続けていた大野さんは、ついに自分でシャンプーを作ってしまったそう。顔も頭皮も繋がった一枚の皮膚。頭皮が健康だと、フケやかゆみの改善はもちろん、必然的に顔のシワやタルミにも効果が期待できるという考え方から、顔の洗顔クリームを同様に、頭皮を「クレンジングクリーム」で洗う、泡立たないシャンプーを開発したそう。泡立つシャンプーは手軽に洗える分、洗浄力も強く、本来は髪に必要な潤いの元となる水分、油分、タンパク質まで洗い流してしまっているんだとか。一方、抗酸化作用の高いナチュラルオイルとリッチな潤い成分である加水分解シルクがたっぷりと入ったクリームを用いて、マッサージしながら頭皮の汚れのみを落とす方法であれば、必要な汚れのみを取りのぞき、髪の潤いを守る効果が期待できるそう。水分、油分バランスが整うことで「洗うだけで、乾燥しがちな頭皮、オイリーな癖やダメージなどで髪がまとまらないなどでお困りの方は、洗うたびに良くなっていくのが実感できるはずです」と、語ってくれました。現在、シャンプーに続いて、コンディショナー、ヘアオイルも開発中とのこと。サロンで体験&購入も可能なので、汗ばんだり乾燥したりと髪や頭皮へのダメージが多いベイエリアの夏には、ぜひ新感覚のスカルプクレンジングを一度試されてみてはいかが。
