日本で歯科医師免許を取得し経験を積んだのち渡米。ベイエリアで開業して約20年を迎える高橋先生。歯科医が考えるアンチエイジングについて伺ったところ「笑顔を心がける」なのだそう。笑顔を作る筋肉によって自然と口角が上がるので、スマイルのイラストのように表情が明るく若々しい印象になります。笑顔を見せられる生活を送ると相手も自然と笑顔になることから、笑顔のキャッチボールができ心の健康にもつながるのだと高橋先生。またよく噛んで物を食べることも顔の筋肉を上げる効果だけでなく、消化吸収が促され胃腸に負荷のかからない健康な身体が作られて、内側からのアンチエイジング作用が得られるのだそう。
心配事や過度のストレスは知らず知らずのうちに、@への字な口元A食いしばりB歯ぎしりなどを引き起こし、歯が欠けたり、ひびが入ったり、お口元のシワや暗い印象を与えるという見た目の問題に加え、歯周病の原因になったりと様々。また抜いた歯の放置も歯が移動してしまい歯ぎしりと同様に噛み合わせが悪くなると、痴ほう症に繋がってしまうこともあるそうで、歯の健康状態を保つことの大切さを語ってくれました。歯を守るためには歯科医院で型を取って作るナイトガードを使うことが効果的で「装着の違和感は1週間程度で気にならず眠れる人が多いので安心してくださいね。」とにっこり。

子供の歯医者さん嫌いをなくし、虫歯や噛み合わせの問題などを早期に発見して対応するためにも、歯が生えてきたら歯科医通いをスタートして欲しいと高橋先生。痛くなってから通う歯医者さんではなく子供の成長に応じて経過を観察、じっくり子供と接して信頼関係を築き、トラブルにいち早く気付ける治療を心がけているそうです。治療であっても1人で診察室に入れる年齢なったら1対1で治療をすることで、子供は親に褒めてもらおうと頑張るのでより良い治療が出来るのだとか。頑張った後には親から褒められるだけでなく、先生からは宝箱に入ったおもちゃがプレゼントされるので、それを楽しみに頑張る子供も。
また子供であっても定期的なレントゲン撮影をすることの大切さは「みえない虫歯」の発見になるのと同時に、乳歯が抜けるより早く生えてくることが多く「歯の王様」と言われる第1大臼歯(6歳臼歯)の観察を行ったり、これから生えてくる永久歯と顎のスペースの相互関係をチェックするためにも重要であると説明してくれました。

子供の頃に治療した銀色の詰め物を白い物に変えたり、クラウンが必要になった時には歯の色に近いセラミック製のクラウンにすることで、安心して口を開けて笑えるので良い笑顔が生まれます。クラウンの素材はポーセリン製とジルコニア製があり、治療に応じてそれぞれの特徴に適した素材がセレクトされるようです。同院では「ZOOM!」 によるLEDライトの照射で歯を白くする即効性の高いオフィスホワイトニングと、ホームホワイトニングを扱っていて、丁寧なコンサルテーションで患者さんのゴールに最も適した方法で挑むことが出来ると信頼を得ています。