この度、杉村歯科のサンフランシスコオフィスには最新技術の3Dスキャナーが導入されました。従来、治療を行うにあたって必要な口腔内の情報は、患者さんの口腔内から採取した模型や上下を噛み合わせたシリコンバイトを使用し、技巧操作によって形作られていたために多くの時間と労力を必要としていました。しかし今回導入された3Dスキャナーでは、専用のスキャナーを使って患者さんの口腔内を撮影していくことで即座に口腔内の3Dデータの作成が可能になりました。また、歯型から歯茎まで正確なデータを取れるため、より複雑な歯並びでも立体的な診断も可能になり、1本だけのインプラントを行うといった場合もさらなる正確性が期待できるようになったそう。患者も実際に目の前で自分の口腔内を3Dで確認できるので、術前のシュミレーションの説明もイメージしやすいと好評なのだとか。何より、治療に要する時間が従来の半分で済ますことが出来ようになったことで、患者はもちろん歯科医への負担軽減にもつながり、より多くの方の治療を行えるようになった、と杉村先生は話してくれました。

同院ではすでに3Dレントゲン設備も導入済み。体の周りから方向や位置を変えて撮影し、データをコンピューター処理して3次元の立体画像や断面図の作成を行うことができるというもの。インプラント治療には欠かせない骨の厚みや神経・血管が通っている位置などを正確に把握するためのデータが取れます。また、コンピューターによって歯の詰め物や被せ物を設計・作成するセレックシステム(CEREC)も導入している同院では、スキャンから詰め物やクラウンを作るまでの全行程にかかる時間も4時間ほど。ほとんどの場合は1回の通院で型取りからセッティングまで行えるので仮歯の必要もありません。また、複雑なケースではンプラント体を埋入する穴を開ける位置にドリルを固定するための穴が開いたマウスピースである「サージカルガイド」を使用するとのこと。これによって、インプラントを埋入する位置や深さ、角度のズレをほぼなくすことができるのだそうです。全ての患者さんに必要なわけではないそうですが、より複雑なケースにも対応できる設備と技術を備えているのは安心できるポイントです。

日本人スタッフもいるため、日本語での受付やサポートも可能。杉村先生とのカウンセリングは無料で行えるので「インプラントに興味があるけど治療や費用に不安がある」、「治療期間はどのくらい?」など、歯に関して気になる事がある方は是非お問い合わせ下さい。