SIP後、すぐにオンラインに切り替え

　以前はご自宅のスタジオにて定期レッスンを行っていたオコさん。しかし、3月中旬のシェルター・イン・プレイス発令により集まって行うヨガクラスの実施が難しくなってしまった際、オコさんはいち早くクラスをオンラインに切り替え、ヨガの時間を提供してきました。「クラスはとりあえず続けないと、という気持ちが強かったです。生活環境が一気に変わってしまったので、そういった時こそ落ち着いて自分と向き合うためにもヨガを行って欲しかった。私のためにも、生徒のためにも必要だと思ったんです。」とオコさん。オンラインであっても、みんなで一緒に繋がる時間を持ちたいという思いから、Zoomを利用したリアルタイム配信を実施。週2回、各1時間のフリーレッスンでは、多くの参加があったそうです。

ヨガチャレンジの実施

　シェルター・イン・プレイス中、世界的に流行していた「○○チャレンジ」。こころヨガのクラスでも6月に実施し、とっても好評だったそう。一週間毎日同じ時間にZoomで集まり、毎日ヨガをする。「ズボラでお得なヨガチャレンジ」をテーマに、15〜20分の間、西海岸時間の夕方、日本時間の朝時間に配信された同企画は、ベイエリアはもちろん、日本からもたくさんのアクセスがあったとのこと。「定期配信を行うことで、決まった時間に誰かに会える、1日のちょっとしたルーティーンにしてもらえたらと思って始めました。ずっと在宅の毎日の中で、少しでも皆さんの生活にメリハリがつくきっかけになっていれば嬉しいです。」とオコさん。「終わってしまって寂しい」、「夏合宿をして欲しい！」という要望に応えて、次回は８月末から９月始めごろに計画中とのこと。facebookグループを作って告知予定だそうなので、要チェックです。

ヨガインストラクター達とYouTubeチャンネルも開設

　西海岸で活動するヨガインストラクター7人でYouTubeチャンネル「ヨガ Kula（クラ）カリフォルニア」を立ち上げ、活動を始めたというオコさん。「ヨガ Kula カリフォルニアを通じ、溢れる情報に振り回されず、自分を維持できる落ち着きとやすらぎ、自分と繋がる時間を皆さんへ提供します。レッスンは隙間時間を利用できるよう、意図的に短く設定しています。」との思いから、毎週月曜に新しいコンテンツを配信中。週ごとに持ち回り担当制で、毎週オンライン会議を行い、企画内容や、撮影の仕方、編集方法について話し合って制作しています。
　「YouTubeってどうやるの？　編集ってどうしたらいいの？　という本当に初心者からスタートしたので、毎回頑張っています。リクエストなどあれば、ぜひコメント残してください！」

ヨガは「動く瞑想」

　「こころの健康は身体から」をテーマに、ベイエリアに暮らす人々の心と身体のつながりが深まるようにとヨガを発信するオコさんは、ヨガによって身体が整うと心も健康になると語ります。不安なことが多い毎日だからこそ、最低週2回、10分、15分でも良いので、ヨガを通じて自分と自分の身体に向き合う時間を作って欲しい。こころと身体を一緒に内観できるヨガを行うことで、自分の中心軸を見つめ直し、心身ともに健康に暮らす手助けができたら、と笑顔で話してくれました。