多くのクリニック同様、パンデミック以降万全の感染予防対策を行っている杉村歯科医院。どんなに軽度の症状でも予約時間を長めにとり、患者同士の接触を防ぐよう配慮を行っています。また、来院時の検温、スクリーニングフォームへの記入はもちろん、エアフィルターを常時稼働させ、ドアノブなども来院ごとに消毒。また、クリニック自体が大きな窓、ベランダに面した開放的な造りであったこともあり、定期的に窓を開けて外気を取り入れながらの換気も行っているそう。歯科クリニックということで特に注意すべき飛沫に関しても、専用の消毒うがい液を使用することで、口内の雑菌を極力消毒してから治療を行うなど、徹底した取り組みが行われています。

杉村歯科のサンフランシスコオフィスには、最新技術の3Dスキャナーが導入されました。従来、治療を行うにあたって必要な口腔内の情報は、口腔内から採取した模型やシリコンバイトを使用し、技巧操作によって形作られていたために多くの時間と労力を必要としていました。しかし今回導入された3Dスキャナーでは、専用のスキャナーを使って患者さんの口腔内を撮影していくことで即座に口腔内の3Dデータの作成が可能に。また、正確なデータを取れるため、より複雑な歯並びでも立体的な診断も可能に。患者も実際に目の前で自分の口腔内を3Dで確認できるので、術前のシュミレーションの説明もイメージしやすいと好評なのだとか。何より、治療に要する時間が従来の半分となり、患者はもちろん歯科医への負担も軽減されたと杉村先生は話してくれました。

同院ではすでに3Dレントゲン設備も導入済み。インプラント治療には欠かせない骨の厚みや神経・血管が通っている位置などを正確に把握するためのデータが取れます。また、コンピューターによって歯の詰め物や被せ物を設計・作成するセレックシステム(CEREC)も導入している同院では、スキャンから詰め物やクラウンを作るまでの全行程にかかる時間も4時間ほど。ほとんどの場合は1回の通院で型取りからセッティングまで行えるので仮歯の必要もありません。全ての患者さんに必要なわけではないそうですが、より複雑なケースにも対応できる設備と技術を備えているのは安心できるポイントです。
日本人スタッフのちえみさんが常駐しているので、日本語での受付やサポートも可能なのも安心できるポイント。予約はもちろん、専門用語や複雑な保険会社との確認などにも窓口として対応してもらえます。また、杉村先生とのカウンセリングは無料で行えるのでインプラントについてなど、歯に関して気になる事がある方は是非お問い合わせ下さい。