COVIDー19によって人々の日常は、マスク、手洗い、消毒、ソーシャルディスタンス、不要な外出を避けるなど感染対策に注力され、ガラリと生活が変化しました。在宅勤務、オンライン授業という想像を超える根本のチェンジ。ソーシャルの時間が制限されたり、外食や旅行などでリフレッシュすることが困難を強いられる現状。また見通しがきかない未来に不安を抱いたり、体調が悪くても通院するのを怖がって我慢したり…など負の連鎖にまみれています。このようにアンバランスな状況と不安は過度のストレスとなって身体にのしかかり免疫力を低下させてしまうことから、無気力、イライラ、不眠、鬱のような心の不調、頭痛、肩こり、腰痛など身体の不調が引き起こされてしまいます。同院では徹底した感染対策をして備えているので、身体からの負のサインを感じたら気のせいかなと棚上げしたり我慢せず、早めに診せて欲しいと語る浅尾先生。鍼灸による治療は、気(エネルギー)を開き活性化させることで血液や体液の流れを整えて免疫力を高め、自己治癒力が引き上げられ不調や症状を改善するという根本治療で、それによって病気を未然に防ぐことに繋がるのだそう。

中国では、コロナ流行初期から西洋医薬に加えて漢方薬を用いることで早期に新型コロナウィルス感染症を鎮圧したという発表に対して、国際東洋医学会理事から以下のような考察が出されています。
2千年前から数限りないの流行性感染症に見舞われてきた病気をまとめて「傷寒」と呼び、古人の教訓や薬方を集めて作られた「傷寒卒病論」。そこに根拠を置く薬として処方された「清肺排毒湯」は、軽症、中等症の新型コロナの患者に有効とわかり、重症化を防ぎ死亡者を少なくしたという実績に基づく漢方薬として使われている。具体例として湖北省の複数の仮設病院では、清肺排毒湯を処方することで入院患者564人のうち一人も重症化せず、重症化率が2〜5%程度に抑えられたというデータがあるのだそう。この発表を受けて浅尾先生は早速、漢方を組み合わせて清肺排毒湯をカスタムオーダーし取り扱いをはじめています。清肺排毒湯は「それっぽい」初期症状を感じた時から摂取することが可能のようなので、興味のある方は浅尾先生に相談されることをお勧めします。また「新型コロナ感染予防効果が期待できる漢方もあります!」と浅尾先生は話してくれました。

「鬱のような症状に苦しんでいるけど精神科へ行くのは敷居が高い」、「術後のフィジカルセラピーやリハビリが思うように効果が出ない」、「痛みを治すために受けた治療(投薬、ステロイド注射など)に一向に効果が見られない」などの患者さんが訪れることも多い同院。患者さんとのカウンセリングに重点をおき、丁寧な質疑応答から得る情報や、臓器の状態を反映する脈や舌などから「悪い症状」を見出し、東洋医学の知恵を生かした多様な治療(施術)でアプローチすることで症状の改善に挑みます。浅尾先生は痛みに投薬でマスクをするのではなく、症状に効果があるとされる実績に基づく施術や漢方で治療をしてくれるので、患者さんから「安心した治療を受けられる」と信頼を寄せられていることに納得がいきました。