杉村歯科医院の杉村先生は、自分のクリニック以外にも、サンフランシスコ内の高齢者介護ホーム2カ所(「タワーズ」と「ヘリテージ」)と、セント・マリー・ホスピタルでも診療を行っています。そこで患者さんから受ける相談に、「どうしたら入れ歯をやめることができますか?」という悩みがよくあるそうです。「ホームで生活する患者さんは、歯科医院にいらっしゃる患者さんとはいろいろな面で違います」と先生。「健康状態に問題をかかえている人も多く、インプラントや咬合再構成(Full Mouth Reconstruction)など、時には20回以上にもわたる治療が必要となるような治療は、身体的にも耐えられないと思われる人が多いのです」。そんな患者さんたちには、杉村先生は、「より良い入れ歯にしましょう」と答えざるを得ないと言います。
入れ歯を使っている人に、「必要な食べ物を食べるだけでいいんですか?それとも、自分が食べたい物を食べたいですか?」と歯科医がたずねることはよくあることだといわれています。入れ歯を使っていると、入れ歯が味蕾(舌や軟口蓋にある、味覚を感じる小さな器官)を覆い被してしまい、食べ物を美味しく感じる事がなかなかできないからです。また、入れ歯では強く噛むことも難しいので、入れ歯が外れてしまうのではないかという心配を抜きにして、ステーキや固めのサンドイッチなどを食べることも難しいといいます。杉村歯科では、そういう患者さんに、インプラントで固定する入れ歯またはブリッジを提案しています。この技術は、自分の歯がなくなってしまった人も、自分の歯と同じように噛むことができて、入れ歯のような違和感もなく、食事や会話を以前のように楽しめるようになり、「人生が変わるような体験」ができるとして、今では幅広く多くの人に適用されるようになっているそうです。
「近年の歯科医学の技術の発達は目覚ましく、より多くの患者さんが簡単に外れてしまう従来の入れ歯から、インプラントで固定するものに切り替えています」と杉村先生は言います。ブリッジは通常、上に6本、下に4本のインプラントで固定され外れる事はありません。さらに本物の歯のような見た目と機能も同時に得ることが出来ます。「上の6本のインプラントにより固定するブリッジの治療は、通常6カ月から1年程かかりますが、結果は必ず喜んでいただけるはずです」。
杉村先生はサンフランシスコで歯科医院を開業して15年以上の経験と実績を持っています。当院では先生が自ら、インプラントの手術、インプラント固定ブリッジとクラウンの施術を行うから安心。また、カウンセリングは無料なので、カウンセリングご希望の方は日本語で予約してください。