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他方、アジア製のスパコンも未だ少数ながら着実に増えています。上位500位のうち、既にランクの常連である日本は30台、これに対して他のアジア各国のシステムは57台あり、このうち中国は17台がランクインしています。中国が初めてランク入りしたのは僅か2〜3年前で、昨年の9台から急増しています。
日本が優位性を持つベクトル型のスパコンは、もともと科学技術用の数学演算に優れており、プログラミングも簡単だという利点があります。そうした優位性を活かしつつ、日本も産官学挙げてスパコン戦略を再構築する時期が来ているのではないでしょうか。安全保障のみならずサイエンス型産業の発展に必須のスパコン技術を米国に独占されないよう、そしてアジア各国に追い付かれることのないよう、将来の市場を睨んだビジネス本位の戦略を早急に考える必要がありそうです。
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