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その上で「今回の製造部門への投資は、これまでにない範囲と規模で、これによって半導体業界でのリーダーシップを維持し、さらなる技術革新を推進していく」とあらためて決意を表明しました。なお、今回の工場新設によって、アリゾナ拠点では今後数年間で1,000人の新規雇用を見込んでいます。
【グローバル時代の国内投資】
それでは、多くの米国企業が海外に製造拠点を設ける中、なぜインテルは米国内に工場を新設するのでしょうか。同社は、この点について「アリゾナでの工場新設を決定した要因は、少なくとも2つあり、それは優秀な労働力と減税措置である」(技術・製造グループのボブ・ベーカー総支配人)と説明しています(7月26日「サンフランシスコ・クロニクル」紙)。アリゾナ州は新たに租税による投資インセンティブ制度を導入しており、同制度の下では、少なくとも10億ドルの資本投資を行った企業が減免の対象になります。「USAトゥデイ」紙(7月26日)は、訓練された労働力と減税措置のほか、知的財産保護、監督の容易性を要因として挙げています。例えば、知的財産保護については、一般的にハイテク企業が国外で知的財産を保護するのは国内よりも難しい。また、監督の容易性については、工場を近接した場所に設置することによって本社が監督しやすくなるというものです。
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