ベイエリアに住むことになったきっかけ 夫の転勤に伴って1995年に渡米し、ベイエリアに住むことになりました。当時は結婚2年目の大学院2年生でしたので、急な転勤に慌てて卒業論文を仕上げました。
ベイエリアの印象 空がどこまでも抜けるように青く澄んでいて、太陽はこんなにもまぶしいものなのか、と感じました。また、歌に出てくるハチドリ(ハミングバード)がこんなに間近に、家の庭で自由に動き回っているのを初めて見た時には、歌詞と結びついて嬉しくなりました。
自分の専門分野について 平日は自宅での個人レッスン、土曜日は混声合唱団「かけはし」の指揮をさせていただいております。日本の歌を子供達に歌い継いでいってもらいたいとの思いから、西郷デイケアさんで週に1回、1〜4歳の子ども達と一緒に童謡を歌ったり音楽に親しんでもらえるようなクラスを持たせていただいております。また、月に一度ベイエリアのシニアセンターにてボランティア団体「聴いてもらい隊」のメンバーとして、日本から離れて長くアメリカで生き抜いてこられた日系の方々に、主に日本の歌や合唱を演奏させていただいております。たまに、ご縁のあった音楽仲間とあたたかい方たちに囲まれてのホームコンサートで歌わせていただくこともあります。日本語補習校サンノゼ校で、ほうかごクラブの主担当として、子ども達と工作をして遊んだり、冬期には特別授業に向けて保護者合唱の指揮をさせていただいております。
その道に進むことになったきっかけ 高校1年生の時に進路を考え、音楽の先生になりたいと思い音楽教育科を目指しました。その時に付いたレッスンの先生から歌の道を薦められ、声楽科に進みました。進路に迷っていた時に、母から「音楽は万国共通語」とアドバイスをもらい、音楽へ進む決心のきっかけにもなりました。
英語で仕事をするということ 音楽を作り上げていく時には言葉が足りなくても通じ合え、感じあえるように思います。休憩時間には、もっと英語が出来たらおしゃべりできて楽しいのに、と思います。
英語で失敗したエピソード 渡米して間もない頃、自宅にキリスト教への勧誘の方がいらして、とっさに「私は仏教徒です」と言おうと思って「アイム・ブッダ」と言ってしまって驚かれたこと。
英語が100%ネイティブだったらどんな仕事に? やはり音楽の道に進んでいると思います。
あなたにとって仕事とは? 音楽を通して同じ時間を共有する方たちに笑顔が生まれ、あたたかな気持ちになれることです。
生まれて初めてなりたいと思った職業 アナウンサー。
いまの仕事に就いていなかったら アナウンサー、図書館司書、声優のお仕事をしてみたいです。
現在、住んでいる家 サンノゼ・アルマデンの4ベッドルーム、2階建ての一軒家。
乗っている車 ホンダのオデッセイ。
睡眠時間・起床時間・就寝時間 6時起床、10時就寝。睡眠時間は最低でも6時間、平均して8時間は取っています。
休日の過ごし方 夫と散歩をしたり、趣味のシャドーボックスの製作をして過ごします。
好きな場所 暖かい場所。
1億円当たったとして、その使い道 発表会やリハーサル、サロンコンサートなどに気軽に使え、100人程が収容できる、響きのあるコンサートホールを作って、音楽好きの方たちに楽しんでいただきたいです。
日本に戻る頻度 年に1度は帰るようにしています。
最近日本に戻って驚いたこと 若い男の子たちが細くて、おしゃれになっていたこと。駅が改装されて乗換えが分からなくなりました。
日本に持って行くお土産 ビタミン剤、ナッツ、ドライフルーツなど。
日本からベイエリアに持って帰ってくるもの 楽譜、本、漫画、基礎化粧品。
現在のベイエリア生活で、不便を感じるとき 車が壊れてしまった時には、買い物にも行けないのが不便です。
現在のベイエリア生活で不安に感じること もしも突然夫婦に予期せぬ出来事が起こった時の子ども達の処し方。
日本に郷愁を感じるとき 温泉に行きたくなる時。
お勧めの観光地 イエローストーン。
永住したい都市 フロリダ。
5年後の自分に期待すること 1人でも多くの方が日々のストレスから解放され、元気と笑顔になれるような音楽をお届けできるように精進していきたいです。
最も印象に残っている本 齋藤茂太『笑って生きればすべてうまくいく』。とても落ち込んでいた時期に友人が贈ってくれた本です。
最近読んだ本 畠中恵しゃばけシリーズ『ねこのばば』、コミックスは、ろびこ『となりの怪物君』。
最も印象に残っている映画 三谷幸喜監督『ラヂオの時間』。
最近観た映画 有川浩原作『図書館戦争』、アニメ映画『時をかける少女』。
自分を動物にたとえると?なぜ? 家人にバナナを食べている様子が良く似合う、と言われるので猿かな? 自由に飛び回っていたいので鳥のような気もします。
座右の銘は? 「笑う門には福来る」、「一念天に通ず」。