ベイエリアに住むことになったきっかけ、渡米した年 ベイエリアで生まれ育ちました。
ベイエリアの印象 ベイエリアは私の自慢の場所です。普段はバスに乗らないのですが、先日、Muniに乗ってサンフランシスコ住宅街に行く機会があって、窓の外の景色をゆったり眺めていたらサンフランシスコのダウンタウン(三角ビルなどのビル街)と、キラキラと光ったサンフランシスコ湾が目に飛び込んできました。その時にやはり、「なんてサンフランシスコは美しいんだろう」とあらためて感激しました。
自分の専門分野について 専門分野はバレエです。バレエは舞台芸術です。どの分野でもそうですが、好きだからこそできる、たゆまない努力と献身が必要です。そのためにほぼ毎日、バレエクラスを取り、何時間にも及ぶリハーサルをします。ここ数年気が付いたことですが、スタミナと力を付けるためにはバレエクラスとリハーサルのみでなく、クロストレーニングが重要ということです。今はワークアウトクラスやジムでさらに体を鍛えています。また、そのことが怪我を防ぐことにもつながると思います。
その道に進むことになったきっかけ 小さい時には母がバレエ以外にも、サッカーやバスケなどのスポーツクラスに入れてくれましたが、母も私もバレエ以外は無理だという結論を出し、5歳の時点でバレエ一筋の道を歩み出しました。運が良いことに素晴らしいバレエの先生に出会ったことで、今日の私があると思います。先生の名前は高橋あや子先生です。現在も、Ayako School of Balletで教えていらっしゃいます。
あなたにとって仕事とは? 自分の人生に満足と充実を与えるものであり、自己成長につながるものだと信じています。仕事をするということは、地位、お金、仕事仲間などが得られることではありますが、そればかりでなく、やはり世の中の人に役に立つべきだとも思っています。私の場合は、舞台に立つことでお客様に感銘を与えられるように、バレエを教える時はよく分かるように、また、生徒に成長して欲しいと思いながら教えています。
生まれて初めてなりたいと思った職業 バレリーナでした。小学校2年の時に学校の先生が、クラス全員になりたい仕事を聞いた時に「先生か看護師になりたい」と嘘を言ったことがあります。それは先生にバレリーナは職業ではないと言われたからです。でも心のなかでは、バレリーナという強い思いがありました。
いまの仕事に就いていなかったら 大学で政治の勉強をしていると思います。
現在、住んでいる家 サンマテオ。母と一緒に住んでいて、時々帰ってくる兄と3人で食事をするのが楽しみです。
乗っている車 もちろん日本車です。
睡眠時間・起床時間・就寝時間 5時間〜8時間。午前6時か7時には起きて、就寝時間は午後10時から午前1時の間です。
休日の過ごし方 学校の勉強・宿題を終わらせたり、本を読んだり、バレエ・シンフォニー・演劇など舞台公演の観賞をします。
好きな場所 海が好きなので、海の見える所ならどこでも。
1億円当たったとして、その使い道 土地を買います。
日本に戻る頻度
2〜3年おきくらいです。
最近日本に戻って驚いたこと 東京の地下鉄の駅の構内で、公衆電話を見つけたことです。こちらではほとんど見ないので驚きました。
日本に持って行くお土産 ギラデリのチョコレート。
日本からベイエリアに持って帰ってくるもの 虎屋の羊羹。
お勧めの観光地 もちろんサンフランシスコです。フィッシャーマンズワーフ、ゴールデンゲートブリッジ、ゴールデンゲートパークなど。夕暮れにトレジャーアイランドから見るサンフランシスコの夜景が素敵だと思います。
永住したい都市 マルセイユです。
5年後の自分に期待すること 自立してプリンシパルの役をしていること。
最も印象に残っている本 印象に残っている本は3冊あります。「罪と罰」、「シッダルタ」、「The Alchemist」です。「罪と罰」は、高校の時英語で呼んだのですが、その文章表現にとても惹かれました。いつか原文のロシア語が読めたら比較してみたいなと思っています。「シッダルタ」と「The Alchemist」を読んだ時は、開眼されたような、一種の悟りの境地に達したような気になり、当時の自分の行き方で重複する点があり、大変感銘した記憶があります。
最近読んだ本 「容疑者Xの献身」。兄が東野圭吾の本に大変凝っていた時期があり、兄の本棚にあったのを読んでみました。
最も印象に残っている映画 『The Red Baron』。理由は分からないのですが、何度見ても涙が止まらない映画です。母と一緒に見た事もありますが、母は涙が出ませんでした。何かあるのかな、といつも思ってしまう映画です。
自分を動物にたとえると? なぜ? イルカ。イルカはスマートでフレンドリーで美しいからです。
座右の銘は? 朝鍛夕練。自分のバレエにとってこれほど大事な事はないと肝に命じています。兄が読んでいた宮本武蔵の「五輪書」で書かれている言葉ですが、高校卒業式の時に祝辞の言葉として、兄がYearbookに書いてくれました。それ以降、この言葉を大事にしています。(兄は私に多くの影響を与えているなと、今あらためて気が付きました!)