一般編  Vol.226
小嶋 千香子さん
名古屋出身。愛知学院大学歯学部歯学科卒。高齢者歯科学講座在籍。3年半前よりベイエリアに暮らす。ベイエリアでの活動としては、歯に関するお話会や、ワークショップを開催している。趣味はベトナム料理、盆栽、骨董、編み物、ヨガ。パロアルト在住。
光あふれる青空の下で暮らす
3年半前にベイエリアに移り住み、コミュニティ活動として日本での歯科医としての経験を生かしたワークシップなどを開催している小嶋さんに、ベイエリアでの暮らしぶりを伺いました。
小嶋 千香子さん

(Chikako Kojima)BaySpo 1476号(2017/03/10)掲載

ベイエリアに住むことになったきっかけ、渡米した年
 ベイエリアを初めて訪れたのは10年前、パロアルトに住み始めて3年半になります。5年前に体調を崩して療養したのを機にパートナーのいるこちらに移り住むことになりました。

ベイエリアの印象
 空の青さとあふれんばかりの光、日差しの強さが印象的でした。

自分の専門分野について
 渡米前は矯正歯科医、一般歯科医(特に高齢者歯科専門)として勤務していました。特に矯正歯科医時代に、ワイヤーで歯を動かしていく治療の前段階で行う、口腔筋機能療法(MFT)に大変興味を持ちました。当時、小学校低学年だった私の娘も、口を「ポカン」と開けていることがたびたびあり、「口を閉じなさい」と何度注意したかわかりません。これは、口の中の舌の先端の位置がスポットと呼ばれる正しい位置に付いていないこと、いわゆる舌の挙上する筋肉の弱さに原因があるのです。飲み込むときの舌や口の周りの筋肉の動きが良くないことが、歯や歯を支えている骨の部分に影響して、出っ歯や受け口、開口などの悪い噛み合わせになることも少なくありません。そこで、正しい口の周りの筋肉の使い方をトレーニングすることによって、歯並びの改善や矯正治療後の後戻りを防ぐのがMFTです。実際、ブラケットやワイヤーをつけずに、このトレーニングだけで歯並びが改善したお子さんもいるほどです。現在ベイエリアでの活動としては、歯に関するお話やワークショップを開催しています。前回はパロアルトのMichael Park libraryにて、「親子歯みがき教室」を開きました。参加者には普段お使いの歯ブラシを持参していただき、まずは歯ブラシの仕方、仕上げ磨きのポイントといった基本的なことから、虫歯予防などのお話しをさせていただきました。

英語で失敗したエピソード
 数限りなくありすぎます。英語はやはり「R」の発音がなかなか出来ないですね、よく彼に「Please say fried rice.」と言われ、「R」の音をチェックされて落ち込みます。このfried riceの発言チェックがなくなる日がいつになったら来るのか・・・先は長そうです(笑)。

あなたにとって仕事とは?
 歯科医として働いていたころは患者さんの笑顔を見ることを心がけて治療していましたが、今はこれまでの経験や知識がこちらに住む方に少しでもお役に立てれば良いのではと考えています。

いまの仕事に就いていなかったら
 お料理や編み物、盆栽など手先を動かして何かを作りあげたり、創作的なものを生み出す事が好きですので、ものづくりに関わる仕事をしているのではないでしょうか。

現在、住んでいる家
 パロアルト・ダウンタウン近くの一軒家です。

乗っている車
 ToyotaのレクサスSUVと、カムリです。

睡眠時間・起床時間
・就寝時間
 睡眠時間は平均6時間ほどです。朝は6時過ぎに起床し、就寝は12時過ぎです。

休日の過ごし方
 彼の姉妹が近くに住んでいるので、一緒にファーマーズ・マーケットに出かけた後、私は彼女たちに和食を、彼女たちは私にベトナム家庭料理を教えあったり作りあったりする、クッキングエクスチェンジをして楽しんでいます。

好きな場所
 パロアルトのハミルトン・アベニューにある、「Kimura Gallery」です。オーナーのまちこさんから日本の骨董品、浮世絵、版画、伝統工芸品などのお話を伺いながら作品を見ている時間がとても好きです。

最もお気に入りのレストラン
 これもパロアルトにある、ベトナム料理の「Tamarine」。Kobe Beef Pho SoupとBasil Tofuは毎回オーダーしてしまいます。サンフランシスコの中華料理レストラン「Ton Kiang」もお気に入りです。

よく利用する日本食レストラン
 最近、自宅近くの「Kanpai」をよく利用しています。こちらもパロアルトのリットン・アベニューにあり、鍋焼きうどんや魚の西京焼きなど心がホッと落ち着く味が気に入っています。

1億円当たったとして、その使い道
 禅僧で庭園デザイナーでもある、枡野俊明さんに依頼して、禅の庭を作りたいです。その中でヨガをしたりメディテーションをしたら素敵でしょうね。

日本に戻る頻度
 春と秋の年2回、日本に帰りますので、春は桜を見に名古屋城に、秋は京都にある紅葉の名所の寺社巡りを、家族と楽しんでいます。
日本に持って行くお土産
 ワインやPhilz Coffeeのコーヒー豆、Harney & Sonsの紅茶。

日本からベイエリアに持って帰ってくるもの
 名古屋の実家から、祖父母が使っていた古伊万里や染付の皿を少しづつ手荷物で運んでこちらで使ってます。

現在のベイエリア生活で、不便を感じるとき
 ほとんど何でもこちらで揃うので特に不便は感じませんが、母の実家が製餡業を営んでいて美味しいあんこがいつも身近にありましたので、たまに美味しいこしあん、つぶあんが食べたくなる時に不便を感じるぐらいです。

現在のベイエリア生活で不安に感じること
 特にありません。

お勧めの観光地
 ニューヨークです。実家の仕事の買い付けの手伝いで、20年程前によく訪れていた思い出深い場所であり、いつもワクワクしてテンションがあがる街です。音楽、演劇、芸術関係はもちろん、食に関してもエンターテイメントとして存在する楽しさは突出している気がします。

永住したい都市
 パリ。あの綺麗な街並みの中で暮らすことはやはり憧れですね。

5年後の自分に期待すること
 健康で幸せに過ごすことが出来れば充分です。

最も印象に残っている本
 昨年の春に日本に帰国した際に新聞広告を見て、ぜひ読んで見たいと思った本が、『スタンフォード大学 マインドフルネス教室』(スティーブン・マーフィ・重松著)で、まだ日本では出版されてなくて手に入らなかったのですが、昨年夏にベイエリアで行われた本田健さんの講演会で、偶然にも重松先生の奥様にお会いして入手した思い出深い1冊です。

最近読んだ本
 枡野俊明さんの『禅が教えてくれる美しい時間をつくる「所作」の智慧』と、『心配事の9割は起こらない』です。

最も印象に残っている映画
 『マディソン郡の橋』

最近観た映画
 『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』。25年ぶりにGoogle Earthで故郷を探しあて、家族と再会することが出来たという驚きの実話をもとにした映画です。

座右の銘は
 「一息に生きる」。文字どおり、一呼吸する瞬間、瞬間を一生懸命に丁寧に生きなさいという意味で、よく母親から言われました。

(BaySpo 2017/03/10号 掲載)

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