2014年1月1日から本格的に実施される医療改正法案は「オバマケア」と呼ばれています。この法案により医療保険加入が義務化され、事実上、個人・家族を問わず、医療保険の加入が義務付けられます。今まで医療保険は加入義務はありませんでしたが、アメリカ国民などアメリカに滞在する人全員(一部を除く)が保険に加入しなければならなくなり、すでに医療保険に加入している方は、現行のプランを継続し続ける権利が認められています。無保険である場合はタックスリターン時にペナルティが課せられますので、詳細は会計士や税理士などにご確認下さい。また、保険料などに関するさらに細かい情報は今年10月以降に発表される見込みです。
・The Health Insurance Marketplaceと呼ばれる政府系機関の立ち上げ
・既往症の有無に関わらず医療保険に加入する事が可能
・希望する医療保険のプラン内容が、今までよりもシンプルに
・全保険会社の保険料値上がりに関して、理由の明確化が厳しく管理される
・けがや病気を理由に、保険会社が一方的に加入者を解約する行為は違法
・希望する医師や病院の選択が可能 ※加入されるプランによって詳細は異なる
・26歳以下は、親と同じプランに加入する事が可能
・Preventive Care(血圧、コレステロール、乳がん検査、予防接種、カウンセリング等)が無料
・各種医療保険のプランごとに定められていた、カバレージ限度額の撤廃
・万が一の際、カバレージ内容に対する異議申し立ての保証など
このオバマケアに関して「自分は加入義務があるのか」、「どのようなプランを選んだら良いのか」など、ご不明な点も多いと思いますので、まずは保険エージェントなどのプロに相談をするのが良いでしょう。
【参考データ】 www.healthcare.gov www.barackobama.com/health-care/tool/