天野里江子さん
どんな個性も否定せず優しく受け止めてくれる暖かいカウンセリングは「いつでも頼れるお姉さんができた感じ」「無理をしないで、自然に自分が変わっていく」と好評を博し、90.0%の高いリピート率を誇る。「恋愛成就」「幸せ成就」の専門家として高い評価をうけているほか、在西15年以上の経験を活かし、海外在住者の心のケアにも力を発揮している。
@海外赴任して3か月。生まれて初めて夫に怒鳴られました。 A言葉や文化の壁があり、所用がスムーズに進まないことが  大きなストレスになっています。
 まず@の方ですが、ご主人の海外赴任でのストレスが高まりすぎているのかもしれません。海外生活初期に起こった夫婦間のもめごとは時間が解決してくれるケースがほとんどではありますが、無理して抱え込まずにご主人に素直にお気持ちを伝え、お互い傷つけ合わないようにできるとよりよいかと思います。ご主人のストレスが増えて状況が悪化しないように、彼に余裕のある時に話すようにしましょう。
 そしてAの方は、「スムーズに進むというのはどういうことか」という価値観を一度リセットできるとストレスはだいぶ少なくなると思います。たとえば「最初の発言で理解されて当たり前」から「最初の発言は理解されなくて当たり前」という風に考えられるとだいぶ楽になるかと思います。
 住み慣れた場所を離れるだけでなく、言葉や文化も異なる海外生活では日常生活のなかでのストレスが上昇するのに加え、人間関係も限られることで視野が狭くなりがちです。そのため夫婦間の摩擦が増えたり、傷つくことが増えたりする方も多くいらっしゃいます。
 上手な息抜きの方法をみつけることと、細かいことは受け流すくらいの気持ちで生活していくとストレスはだいぶ緩和されます。言葉の問題でも萎縮せず、のびのびあなたらしく振舞っていれば、自然にコミュニケーションがとれるようになります。何語を話していてもあなたの内面というのは自然に漂ってくるものだからです。
 また現在ではネットの普及により日本にいるお友達とも気軽に連絡が取れる時代になりました。愚痴をいうことは決して恥ずかしいことではありませんので、お友達に吐き出すのも有効なストレス解消法だと思います。
 お友達に言いづらい場合は専門家に相談するのもよいでしょう。ボトルボイスではSkypeを使用したネット電話やビデオチャットなど でもご相談に対応しています。海外生活の長いカウンセラーもおりますので、困った時、アドバイスが欲しい時などにはお気軽にご相談ください。

(BaySpo 2016/02/12号 掲載)
有澤保険事務所

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