皆さん、年末年始いかがお過ごしでしょうか? 今回のお悩み相談にお答えさせていただくのは、いつも元気なドクター岡井です。車の運転の時に安全確認をしようとしても、首が回らなくて体ごと回さなければいけない。サーフィンで波に乗ろうとしたら、後ろからくる波を見れなくて波に乗り損ねた。バッティングの時に、ピッチャーの方を見れなくて肩が開いて打てないなんて相談は、よく受けます。
「待ってました!私にお任せください!」という感じです。なぜなら、私のもとに来る新規の患者さんの最初の治療後のコメントで多いものの一つが「車の運転の時、首がクルッと回りました!」と驚くというものです。私も慣れていますので、「そうでしょう、そうでしょう。これから、もっと動きがよくなりますよ」と励まします。
では、どうして首が回らなくなってしまうのかを説明しましょう。首というものは7つの頸椎という骨がつながって出来ています。そして、首を回すという動きの大部分を担っているのが一番上の2つの骨です。この第一、第二頸椎が上手く回旋しないと、首が回らないのです。そして、この二つの頸椎をつなぐ関節は、特に引っかかって固まりやすい部分なのです。それに加え、胸鎖乳突筋という耳の後ろから鎖骨の下に伸びる筋肉が硬くなると、首の回転が悪くなります。下を向いている時間が長いと、この筋肉が硬直します。身に覚えはないですか?
筋肉を緩めることはストレッチやマッサージでも可能ですが、引っかかって固まった関節を動かすのはカイロでしかできません。そして、カイロならとても簡単なことなのです。首の施術が怖いという方もいるでしょうが、一度受けてみると、その後の首の動きの違いに驚愕するでしょう。「首ってこんなに動くものだったんですね」というコメントを聞くと「このまま放置してたら、どんどん動かなくなってしまうところでしたね」とお伝えします。関節の動きが悪いということが、骨や椎間板の変形の原因の上位です。怖いですね。首の問題、いや、背骨の問題、私にお任せください!