浦田葉子先生のお宅には、樹齢60年以上にも及ぶビワの大木がありました。約10年前に東城百合子著『家庭でできる 自然療法』との出合いから「ビワの薬効」に興味を抱き、新たに1本のビワの木を植えたそうです。ビワの葉は免疫力を整えるほか、疲労回復、血流を改善する作用、保湿や美白の効果がある事を知り、庭のビワの葉を使って「ビワ葉茶」を作って飲んだり、肌にスプレーしたりするうちに、健康や美肌の効果を実感したそう。ビワへの熱い思いが高じてアルコール抽出法でビワエキスを作るうちに、パートナーが大手化学メーカーで蒸留技術を担当した経歴をもとに、最良のエキスを抽出する「蒸留法」に着手。物理的知識を生かした蒸留法で抽出された、無色透明のビワエキスが誕生しました。化粧品開発プロフェッショナルとの縁で、成分の選択や混合の探究のうえに完成した「ビワコスメ」は、まさに先生の熱意と専門知識を終結した製品なのです。
お手入れは1日2回、洗顔で綺麗になった肌にセラムを浸透させて潤いを与え、クリームで水分が逃げないよう閉じ込めるだけのシンプルケア。「肌が乾燥から守られ、使い続けるうちに、美白効果、しわ、シミ、くすみを薄くする効果が実感できます」と語る浦田先生の、色白でぷるんと瑞々しく柔らかい頬がその効果を物語ります。ビワセラムとビワクリームは1カ月たったの15ドルで最高のスキンケアが出来る基礎化粧品なので、ぜひ試して効果を実感してほしいとにっこり。また、アルコール抽出のビワ葉エキスは、口内炎、虫さされ、やけど、切り傷、捻挫や神経系の痛みに効果的だとか(※アルコール抽出のエキスは、茶色い液体なので顔には使用しないこと)。取材班が赤みを帯びた治りかけのやけど跡を診せたところ、ビワ葉エキスを絆創膏に沁み込ませて湿布してくれたのですが、3日後にはすっかりきれいに治っていました。そのほか、スーパービワエキスは若者&大人両方のニキビに効果があるのだそう。
ビワコスメのお値段は、ビワセラム(30ml10ドル/60ml19ドル)、ビワクリーム(30ml12ドル/60ml23ドル)、アルコール抽出ビワ葉エキス(30ml6・50ドル/50ml10ドル)、アルコール抽出ビワ種エキス(30ml12・50ドル/50ml22ドル)、蒸留法抽出スーパービワエキス(10ml15・50ドル/24ml31・20ドル)と、とってもリーズナブルです。
30年以上にわたるフラワーデザイン教室の生徒は1000人を超え、その全ての情報が分厚いファイルに保管されていました。顧客ファイルを「宝物」と話す先生の人柄に、10年以上も通い続ける生徒さんが多いのも納得。また、ビワコスメを利用している400人以上のお客様名簿と、お客様から寄せられた「喜びと感謝の声」もまとめている様子に、几帳面できめ細やかな態度がビワコスメの確かな品質に繋がっているのだと感じました。浦田先生は社会貢献の一環として、収益の一部をベイエリア在住原爆被爆者協会や東日本大震災復興支援などにも寄付しているそうです。