2月24日（日）午後3時30分から、日本舞踊清乃本流USA支部による2019年舞初めがサンフランシスコの山昌にて開催された。清乃本勝波と清乃本勝乃の師範・準師範の共演で道中伊勢参りを披露。また、河内男節を清乃本流のメンバーと参加者が一緒に踊って会場を盛り上げた。清乃本勝波師範は「平成最後の舞初めをたくさんの方々にご参加いただき大変嬉しく思っております。清乃本清乃本流がここまでこれたのも皆様のおかげで大変感謝しております」と語った。清乃本流USA支部は1995年にサンマテオで設立され、サンフランシスコ日本町の桜祭り、クパチーノ桜祭り、ミルブレー日本文化祭りなどのイベントに参加するなど、ベイエリアを中心に活発な活動を続けている。

　12月1日（木）、サンフランシスコの本格居酒屋「山昌」で、日米で活躍するジャズシンガー細川綾子氏とベイエリアNo.1ジャズピアニストと称され　ベースの巨匠レイ・ブラウンと共演した長部正太氏を迎え、オープン7周年を記念したジャズイベントを開催した。細川氏のスイング感たっぷりで澄み切った歌声と長部氏の軽快なタッチから奏でる音色を大勢が堪能した。オーナーの山田昌吾氏は、「皆様のおかげで無事7周年を迎えられ、とても感謝しています。今後とも山昌をよろしくお願いいします」と語った。同店では、1月2日（月）にラテンバンドイベント、1月8日（日）午後7時より、獅子舞名人の秋山乃助氏による獅子舞とサンフランシスコ太鼓道場による太鼓パフォーマンスで新年を祝うスペシャルイベントも開催される。

　今回で10回目を迎えた「ミルブレー日本文化祭」が10月4日（日）、ミルブレー図書館前のシビックセンターで開催され、家族連れでにぎわっていた。開会セレモニーにはミルブレー市長のほか、埼玉県羽生市の河田市長、在サンフランシスコ日本国総領事館の山田総領事らが挨拶し、琴、太鼓、踊りなどのステージパフォーマンス、生け花、習字、折り紙、読み聞かせなどの体験コーナーが設けられた。恒例の餅つきのほか、ブースやフードトラックの食べ物も好評だった。開始から10年でミルブレーの秋の風物詩となり、今後も長く愛されるイベントになることが期待される。

　Silicon Valley Japan University（シリコンバレー日本大学）は、世界に通用する人間力を養うことを設立された大学構想で、当地の起業家有志によって運営されている。日本人育成及び日本の技術や文化芸術を発展させるために、チャレンジ環境の整った起業家の聖地シリコンバレーで立ち上がったプログラムだ。その活動の一環として、9月26日から1週間のショートプログラムが行われ、日本から大学生ら11名が参加した。スタンフォード大学を始め、マウンテンビューのNASA Campusやインキュベーションセンターを訪問したりと、課外活動も充実しており、参加者たちは大いに刺激を受けていた。桝本博之代表は、もっと日本を元気にしたいという一念でこの大学構想を実現したという。2016年には4年生大学、MBAがスタートし、2019年に米国政府からの正式承認を目指している。

　伝統の凧をあげるグループであるIATAが、7月25日（土）、26日（日）の2日間にわたって開催された「第30回バークレーカイトフェスティバル」に参加した。天候にも恵まれ、連日多くの家族連れや参加者が集まる中、浜松の大凧が大空に高々と舞い上がると観客からも大きな歓声が上がった。今年のテーマは「祭」、日曜日には子供達20人以上による子供神輿、桜連による阿波踊り、更には青森県出身の有志によるねぶた祭の跳人（ハネト）も登場、盛りだくさんの出し物で参加10周年となる記念すべき今年のフェスティバルを大いに盛り上げた。フェスティバル自体も30周年を迎えた今年は日本からかけつけた参加者も多く、恒例となった大凧を掲げて会場を1周まわるパレード「練り」は会場全体を巻き込んで盛り上がった。