ベイエリアに住むことになったきっかけ、渡米した年 2001年にMBA取得の為にベイエリアに渡米をしました。ベイエリアを選んだ理由は、大学時代にバックパックで全米1周をして最後に訪問をしたサンフランシスコがとても素敵な街で、「絶対に戻ってきたい」と思っていました。そしてMBA取得後は日系企業に13年間勤め永住権をサポートして頂き、その後、結婚・出産を得て現在に至ります。
ベイエリアの印象 気候も穏やかだし、街並みも綺麗で、日本の物も手に入りやすく住みやすい街だと思いました。
自分の専門分野について マッチメーカーです。2016年に結婚相談所「Asian Matchmaking」を設立しました。会員様は主に、ベイエリア・日本在住の日本人・アメリカ人の男女です。年齢は幅広く20代から60代の方々が登録をされています。
また、主人の会社「Relentless Investigative」の日本サイド窓口も日本語が喋れない主人に代わって私が担当しています。事業内容は、ビジネス間抗争・離婚での資産隠し調査、海外投資のトラブル解決、人探し、経歴調査などとても多岐に渡ります。主人は弁護士なのですが探偵のライセンスも持っているので、法律の知識を持った探偵という事で信頼されるようです。最近は日本在住の方の海外不動産投資が多く、それに伴い投資トラブル解決の依頼が増えてきています。
その道に進むことになったきっかけ 日系企業に勤めている間に、アメリカ人・日本人のお友達から「誰か結婚相手を紹介して欲しい」と相談される事があり、希望に合う方を探し出し紹介をしたらとても喜ばれ、「日本とアメリカを結ぶ、人に喜ばれる仕事をしてみたい!」と思ったのが結婚相談所「Asian Matchmaking」を設立したきっかけです。
また、昔から起業にも興味がありました。勤めていた会社のサポートで永住権を取得した後は、起業に対する思いが一層強くなりました。その後、結婚・出産を得て自分の人生について考える事が多くなり、起業について初めて主人に相談をしたら彼自身も起業を経験しているので「人生一度きりなんだからやってみたら? 起業をして失敗するより、何もやらない事の方が失敗だし後悔するよ」と言われ、その数カ月後に退社。2カ月後には結婚相談所「Asian Matchmaking」を設立していました。そして、主人の会社「Relentless Investigative」も海外からの問い合わせがここ数年多くなり、日本語が話せない主人に代わり私が日本サイドの窓口担当になって、日本のお客様と主人の間に立ちサポートをしています。
英語で仕事をするということ ネイティブではないので発音、語彙の少なさでもちろん苦労はしますが、逆に「私はネイティブではないのだから仕方がない」と開き直っています(笑)。ただ、やはり日々の努力は大切なので、知らない単語はその場で調べ、主人には発音が間違っていたら訂正をしてくれるように頼んでいます。また、拙い英語でも一生懸命しゃべっていたら、アメリカ人の方は頑張って理解しようとしてくれます。私が日本で逆の立場に立った時は、同じ様に相手の人に優しく出来ればとよく思います。
英語で失敗したエピソード 沢山あります。今でも電話での会話は苦手です。
英語が100%ネイティブだったらどんな仕事に? 人と関わる事が好きなので、やっぱり同じ仕事についていたと思います。
あなたにとって仕事とは? 人と接する事が大好きなので、少しでも人の役に立てて、日米の懸け橋が出来るこの仕事にはとても感謝をしています。そして喜ばれる事でもっと頑張ろうと自分の励みにもなります。
現在、住んでいる家 イーストベイにあるモラガの家に住んでいます。モラガは日系人の方が多く、お隣さんも日系人です。また近所には私立セイントメリーズ大学があり、大阪大学・早稲田大学と提携をしている様で日本人留学生も見かけます。
乗っている車 Range RoverのEvoqueです。
睡眠時間・起床時間・就寝時間 6時間・起床朝4時・就寝夜22時。朝6時のビクラムヨガを平日毎朝受けている為、とても早起きです。
休日の過ごし方 3歳になる息子の習い事(中国語・水泳)の送迎。また、主人が元プロテニスプレーヤーで週末テニスを教えているので、レッスンの合間に家族でテニスを楽しんでいます。
好きな場所 10年通っている早朝のビクラムヨガ教室。外もまだ暗く教室内はとても静かで、その中に身を置くととてもリラックスできます。そしてヨガの後は思考もすっきりして、とても良い1日のスタートがきれ、私にとって特別な場所です。
最もお気に入りのレストラン SFの地中海レストラン「Kokkari Estiatorio」です。お料理も美味しく、レストランの雰囲気も良く、会社員時代からずっと大ファンです。
よく利用する日本食レストラン バークレーにある寿司ブリトー「SUSHINISTA」です。とても美味しく、食材にもこだわっており3歳の息子にも安心して食べさせられます。アルコールは地元商品を多数扱っており、主人は「SUSHINISTA」にあるオークランドの地ビールの大ファンです。
1億円当たったとして、その使い道 不動産投資!
日本に戻る頻度 仕事・プライベートで年に2〜3回。
最近日本に戻って驚いたこと 物価の安さ。特に物価の高いベイエリアに住んでいるので、日本に帰国をすると全てに対して安く感じます。そしてカスタマーサービスの質の高さにはいつもとても驚きます。
日本に持って行くお土産 前回はSee's Candyのチョコレート、スーパーフード(チアシード、ヘンプシード)、ドライナッツを持って帰りました。
日本からベイエリアに持って帰ってくるもの 日本の文房具、日本食材、息子の洋服・ドリル。
現在のベイエリア生活で、不便を感じるとき 慢性的な交通渋滞。通勤時間帯にかかわらず、渋滞が酷くなっていると感じます。
現在のベイエリア生活で不安に感じること 年々上昇する物価の高騰。あとは、最近あった地震。
永住したい都市 マウイ島。息子が小さいので今は移住を検討していませんが、主人とはいつもマウイ島移住の話をしています。
5年後の自分に期待すること 結婚相談所「Asian Matchmaking」のニューヨーク・東京オフィス開設。主人の会社「Relentless Investigative」のアジア圏展開が出来ていると嬉しいです。他に、ハワイにも投資物件を持てていたらと夢見ています。
座右の銘は 「成功の反対は失敗ではなくやらない事」
起業の際に主人に言われた言葉です。新しい事を始めるのはリスクも伴い躊躇しがちですが、何事にもリスクはつきものだし、やはり自分が動かない事には何事も始まらない・変わらないと感じました。