ベイエリアに住むことになったきっかけ ウィスコンシン州で生まれてからずっとアメリカに住んでいました。1984年、国際基督教大学に留学したのがきっかけで初めて日本へ行き、それ以来アメリカと日本で生活をしています。
ベイエリアの印象 ベイエリアはアメリカの中でも私の大好きな場所です。住む民族はいろいろ、レストランの種類もいろいろ、景色も最高だと思います。
自分の専門分野について もともとIT分野のプロジェクトマネジャーとして9年間働いていましたが、去年の2月から北カリフォルニアジャパンソサエティーのプレジデントに選ばれたのがきっかけでノンプロフィット(非利益)の分野に入りました。
その道に進むことになったきっかけ 日本に留学してから、日本の文化、言語、歴史などが好きになり、今の仕事を経由して日本とアメリカの掛け橋になることができました。これからも日本とアメリカの関係をより一層深めたいと思っています。
日本語で仕事をするということ 毎日日本語と英語を混ぜて仕事をしています。
日本語で失敗したエピソード 1984年の夏、北海道でホームステイをすることになり、東京から青森まで電車に乗ってそれから青函連絡船に乗り込みました。途中で、日本人の高校生が近づいて丁寧に「May I speak English with you?」と尋ねました。私は「Yes!」と答えて、彼が「Where are you going?」と尋ね、私は「岩内」と答えました。彼は「言わない」と間違えて聞き取ってしまいましたので「あっ、失礼しました!」と言いました。その後、私の目的地の名前を教えてあげました。
日本語が100%ネイティブだったらどんな仕事に 日本語がネイティブだったらニュースキャスターか日本の大学教授になりたいと思います。
いまの仕事に就いていなかったら これは難しい質問ですね・・・。IT業界のプロジェクトマネージャーとして仕事をしていると思います。
生まれて初めてなりたいと思った職業 消防士。
現在、住んでいる家 ぺニンスラの2ベッドルーム1・5バスルームのアパートに住んでいます。
乗っている車 ホンダとボルボ。
睡眠時間・起床時間・就寝時間 睡眠時間は6〜8時間で、就寝時間は夜10時半〜11時です。
休日の過ごし方 家事をしたり、本を読んだり、エアロビクスの練習したりしています。
好きな場所 マイホーム。
最もお気に入りのレストラン、お気に入りの理由 食べ物が美味しくてサービス水準も高いので、サンマテオの「遊楽」が気に入っています。
よく利用する日本食レストラン
サンマテオの「ほたる」をよく利用します。カレーライスやお茶漬けが美味しいですよ。
1億円当たったとして、その使い道 子供のために家を買います。
日本に行く頻度 年に2回ぐらい。
最近日本に戻って驚いたこと 昨年の10月中旬頃に出張で日本に行った時、新しくなった東京駅を見に行きました。あんなに綺麗な銅で作られた屋根があると知って非常に驚きました。
日本に持って行くお土産 Peet’sコーヒー。
日本からベイエリアに持って帰ってくるもの Kit-Katの抹茶チョコレート。
現在のベイエリア生活で不便を感じるとき 車がなければベイエリアの交通機関は不便だと思います。
現在のベイエリア生活で不安に感じること 今現在のベイエリアの不況はどうなるか不安に感じますね。
日本に郷愁を感じるとき 焼き芋の匂いがすると日本に郷愁を感じますねー。
お勧めの観光地 マウイとコスタリカは魅力ある観光地だと思います。
永住したい都市 パリ。絶対にパリ!
最も印象に残っている本 ソフィー・リットルフィールド著作の『Garden of Stones』は特に印象に残っています。第二次世界大戦の収容所に関する本です。
最も印象に残っている映画 山田洋次監督の名作『隠し剣 鬼の爪』はとても印象に残っていて大好きな映画です。
最近観た映画 『Lincoln』
自分を動物にたとえると 自分を動物に例えると鯨のイメージが浮かびますね。理由は、他の国の言語が好きなので、鯨になって鯨の不思議な「言語」も理解できれば面白いなぁと思います。
5年後の自分に期待すること 子どもを持ち、親になっていられればいいなと思っています。
座右の銘は 高杉晋作の「面白きこともなき、世を面白く」
取材を終えて 日本語の読み書きはもちろん、日本文化への造詣の深さがインタビューの端々から伝わってきました。北カリフォルニアジャパンソサエティーのプレジデントとして、益々のご活躍を心からお祈りしております。