ミッションストリート沿いにある「Coco’s Ramen」の一番人気は「豚骨ラーメン」。豚骨と鶏ガラを使用したWスープと相性抜群の縮れ中太麺を合わせ、オリジナルブレンドの香辛料を加えると旨辛な一杯が完成。辛さは5段階、辛さが得意なら一番辛いものを選べば、やみつきになりそうなほどパンチの効いた辛さが楽しめる。柔らかで舌の上でとろける豚バラチャーシュ―と、味が染みてしっとりした豚肩ロースチャーシュー、香り高い黒ニンニクや味玉をトッピングしてお好みでカスタムできるのも◎。胡麻と黒酢が効いた特製ソースが決め手の餃子をはじめ、イカ焼き、アジフライ、ハマチカマなど居酒屋メニューも充実。

　連日連夜オープン前から行列が絶えないお店「キララ -Kirala-」。パンデミックの影響を受け、現在はテイクアウトのみで対応中。「このような時だから、美味しいものをリーズナブルに」というオーナーのもと、寿司をはじめ、お弁当や麺類、一品メニュー、お酒などが購入可能。バークレー界隈の日本人が「お寿司ならやっぱりココです」と言うのも納得するほど超人気のちらし寿司は、鮪、鰤、サーモン、いくら、白鮪、海老、蟹、玉子、カンピョウなど具がたっぷり盛り沢山でたったの18ドル。これは凄いお得！　ほかにも黒豚カツ丼（$10.75)、銀ダラ弁当（$19.5）が人気。アットホームな対応をしてくれるスタッフサービスも◎。

　毎日行列ができるお弁当屋さん「Gombei Bento」。ボリューム満点の定食やお弁当をリーズナブルな価格で提供しているほか、店内奥で毎日手作りしている手作り豆腐やがんもどき、ここでしか飲めない豆乳も人気の秘密。今週は、そんな同店で人気の豆腐コンボ定食から、日本人に特に好評という「唐揚げ＋冷奴」をご紹介。唐揚げは、鶏肉から溢れるジューシーな肉汁も然ることながら、「衣」のカリカリ感も◎。噛むたびにカリッサクッと心地よい食感を楽しむことができる大振りな一品だ。そこに同店自慢、大豆の旨味がぎゅっと凝縮された木綿豆腐の冷奴。たんぱく質、カルシウム、鉄分が豊富な木綿豆腐の濃厚な味わいを堪能できる。店内では、豆乳も無料で飲めるので、ぜひ、この豆乳と一緒にボリューム満点定食をガッついて欲しい。あまりの量に食べきれない人も多く、お持ち帰りする人も多い。

　サンフランシスコ日本町のラーメン店「まるふくらぁめん」の2店舗目がオークランドにオープン！　そんな同店から「博多豚骨DX」をご紹介。豚骨なのにあっさりで旨みもたっぷりなスープと、歯切れの良い食感の低加水の極細ストレート麺が、本場博多ラーメンを忠実に再現したバランスの取れた一杯。秘伝のタレで煮込まれた豚バラ角煮はボリューム満点で、豚骨スープの旨みをより引き立て、食べ疲れることなく最後まで美味しく頂ける。特製塩ダレに漬け込まれた煮卵もとろ〜り半熟加減がたまらない。辛さが5段階から選べるシステムは、辛党だけでなく女性客にも大人気。鶏唐揚げや豚角煮などのおつまみも充実しているため、サンフランシスコの酒ブルワリーのセコイヤ生ドラフトや常陸野ネストビールなど厳選された日本酒・ビール・焼酎と一緒に愉しみたい。

　サクラメントのJストリート沿いに1978年に創業して今年で38年。現在も変わらぬ場所で、同じ夫婦が営む人気店「花椿」。今週はオープン当時からの看板料理をご紹介。毎日仕入れるフレッシュな鶏を一羽一羽さばき提供する鶏料理は、地元の人がこよなく愛する同店名物。丁寧に骨抜きして、片栗粉をまぶしてこんがり揚げ焼きにする。そこに自家製の甘目なソースを絡めた極上の逸品は、柔らかでジューシーな鶏肉、クランチーな口当たり、程よく効いたゴマの香りと三拍子そろった納得の味。誰からも好かれる鉄板のおかずで白いご飯にもピッタリ。どんどんどんどん箸が進む。唐揚げやチキンカツとはまた違った、独特の旨味を解き放つこちらの一品、サクラメントでトップクオリティと評判の寿司と一緒に、是非とも試して頂きたい。